アイコン リニア談合 大成建設不利に 関係資料シュレッダーにかけ処分済み 

2月1日、大成建設は、東京特捜部の捜査は不当だったとして特捜部に抗議文を提出。
大成建設は、「大阪地検の証拠改ざん問題があったにもかかわらず、検察の体質が変わっていないことを示すもので、容認できるものではない」と抗議していた。

リニア中央新幹線の談合事件を巡り、大成建設の関係者が、工事に関する資料がシュレッダーにかけられたと東京地検特捜部に説明していることがわかったと報道されている。
先週、行われた大成建設への再捜索では、資料の一部が社員寮からも押収されていて、特捜部は組織的に証拠隠滅が行われた可能性があるとみて調べている。
以上、

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大成建設も東京特捜を怒らせたら、埒がいかなくなるだろう。大上段に構え良くぞ喧嘩を売ったものだ。
リニア談合につき、スーパーゼネコン4社のうち、大林がすべて吐き、清水が認め、大成と鹿島が認めていない構図。リニア案件について、業界として単に世間話程度に話しただけだとしても、目の前の案件であり、談合の嫌疑はかかる。

一番問題は、これまでで一番大きな新幹線工事にもかかわらず、これまでの鉄道・運輸機構ではなく、JR東海がなぜ発注できるようになったのか、政権に一番近い社長さんだからか不思議でならない。また、その子会社(=JR東海建設)が5件も受注している件でも、談合がなかったとしてもゼネコン業界がJR東海(建設)に忖度したのではないのかとも問われよう。

JR東海が発注しているため、どういう会社が入札に参加したかさえ情報開示されず、案件すべてが談合としか言いようがなかろう。JR東海は巨額の公金を使用する工事でもあり、せめて、今からでも過去にさかのぼり、入札の情報開示をすべきではなかろうか。

大成は証拠隠滅で挙げればよい問題であり、本丸はJR東海ではなかろうか。東京特捜も大成でお茶を濁したこともあり、スーパーゼネコンにすべての嫌疑をかけ、今後の出世もあり、そこまでの追求はしないと見られる。

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[ 2018年2月 7日 ]

 

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