アイコン 韓国・THAAD星州基地の現状 調理施設なく非常食 高圧電線もなし

 

 

朝鮮日報は13日、在韓米軍の星州高高度防衛ミサイル(THAAD)基地について、「反対派団体と一部の地域住民が昨年4月から入口の公道で検問を行っており、米軍の『孤島』のようになっている」と伝えた。

11日には、警察3000人を動員させて、建設資材の搬入をしようとしたが、ロウソク民心隊と一部住民の計150人あまりが進入道を占拠しており、軍や警察は事前に状況を把握しているにもかかわらず強制排除に動かず、道路占拠隊と敷地内にある重機類を運び出すことと、後日話し合うことで合意。警察は何もせず退散したという。

THAAD追加配備は、文在寅大統領が昨年7月末に、北の度重なる弾頭ミサイル実験の挑発に痺れを切らし追加配備を命令したもの。追加配備の昨年9月には警察が約3000人を動員して、基地進入道口を占拠する反対派を強制排除して、追加のTHAADを搬入した経緯がある。

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朝鮮日報によると、同基地への韓国軍の出入りは可能だが、米軍の進入、機器類や基地建設資材の搬入は徹底的に妨害されているという。
そのため米軍は、ヘリコプターで基地に出入りし、非常発電機用等の燃料類もヘリコプターで空輸、基地用の高圧線架設工事もできないままとなっている。非常用電源でTHAADレーダーなどを稼動させている。

米軍兵士は、調理設備もなく食料品供給も制限され、ほとんどの食事を戦闘用食糧で賄っているそうだ。

このような状況は昨年4月一部配備から続いており、在韓米軍からは「公権力でない民間人らが部隊の前で検問し、出入りを制限する状況を到底理解できない。ここは本当に韓国なのか」「韓国警察が100〜200人規模のデモ隊も解散させられないなんて、韓国政府のTHAAD配備への意思を疑わざるを得ない」などの不満が続出しているという。

現在、星州THAAD基地には6基の発射台(6基で1セット)とレーダー(AN/TPY−2)、発電機など1基分の砲台設備が配備されているが、反対団体の道路封鎖のため、発射台1基当たり8発ずつ、最大48発の弾道弾迎撃用ミサイルや予備弾(ミサイル)は、まだ星州基地に搬入されておらず、慶尚北道倭館のキャンプ・キャロルに保管されたままだという。(非常時には空輸しようが・・・)
以上、

文大統領としては、ロウソク民心隊は最大の支持母体、袖にはできない。また、コトを荒げた場合、昨年10月末の中国に対する3不宣誓および中国側の「言必言、行必果」により、中国の監視の下にある韓国政府だけに、コトを荒げたくない一心。
それに加え、北の核廃絶が現実のものになった場合、THAAD部隊の韓国からの撤退を要請することを念頭に置いている。
中国に対して3不宣誓と昨年12月には文大統領が直々に中国へ国賓土下座訪問したものの、中国習に弄ばれ、貿易・観光・文化制裁は解除されず、文大統領が中国に解除してもらうためには、THAADを米国へお持ち帰りしてもらうしかなくなっている。
文在寅は韓国の親中従北派の最高執権者でもある。
韓国は日本が統治するまでの500年以上続いた中国との属国関係、韓国民はいまだかってそうした郷愁の関係に戻りたいようだ。
戻りたけりゃ戻らせたらよい。
韓国民が選択することだ。

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[ 2018年4月14日 ]

 

 

 

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