アイコン 2017年の首都圏分譲マンション価格6.9%上昇 販売1.1%増加

 

 

不動産経済研究所が発表した2017年度(4~3月)の首都圏の分譲マンションの動向は次のとおりとなっている。
◎供給は1.1%増の3万6,837戸と2013年度以来4年ぶりに増加した。うち都区部では9.8%増の1万6,393戸。(首都圏での過去最多は2000年度の9万5,479戸)
◎販売初月契約率は68.8%。/契約率は70%を超えれば好調)
◎平均価格は6.9%上昇の5,921万円、m2単価も7.9%上昇の86.4万円。単価は6年連続アップ。

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1、2017年度(4~3月)の供給は3万6,837戸、前年度(3万6,450戸)比1.1%の増加。

2、首都圏の地区別供給戸数は、
東京都区部は9.8%増の1万6,393戸(シェア 44.5%)、
東京都下は▲16.0%減の3,744戸(同10.2%)、
神奈川県は1.0%増の9,058戸(同24.6%)、
埼玉県は7.6%増の3,970戸(同10.8%)、
千葉県は▲16.7%減の3,672戸(同10.0%)。
東京都全域では2万137戸でシェアは54.7%(前年同期は1万9,386戸、シェア 53.2%)。

3、販売初月契約率の平均は68.8%、前年同期(68.5%)比0.3ポイントアップも年度としては2年連続の60%台。

4、1戸当たりの価格は5,921万円、1m2当たり単価は86.4万円。
前年度比で戸当り価格380万円(6.9%)の上昇、m2単価も6.3万円(7.9%)の上昇。

5、2017年度の地域別平均価格、m2単価(各増減率)は以下のとおり。
東京都区部 7,008万円、108.2万円(3.6%上昇、5.7%上昇)、
都下 5,072万円、71.9万円(2.0%上昇、3.5%上昇)、
神奈川県 5,661万円、79.0万円(12.5%上昇、11.4%上昇)、
埼玉県 4,314万円、60.5万円(1.3%上昇、0.7%上昇)、
千葉県 4,310万円、59.6万円(5.4%上昇、5.9%上昇)。
全エリアが戸当たり、単価ともに上昇しており、中でも神奈川県はいずれも2桁アップとなっている。

6、2018年3月末時点の在庫は6,498戸。
2017年3月末時点の在庫は6,749戸だったことから251戸減少している。

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[ 2018年4月17日 ]

 

 

 

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