アイコン 即位礼正殿の儀 饗宴の儀のおもてなし料理

 

 

「即位礼正殿の儀」に参列したおよそ180ヶ国・400人の外国元首らを招いた祝宴「饗宴の儀」が22日夜、皇居・宮殿で行われた。
天皇、皇后両陛下は賓客一人ひとりを迎え、参列への謝意を伝えられた。
祝賀の席で古来、舞われてきた舞楽「太平楽」の披露後、宮中晩餐会が催される「豊明殿」に移り、日本の海と山の幸をふんだんに使った和食の料理をともにされた。
祝宴では、天皇陛下が即位を宣言された「高御座(たかみくら/天皇陛下即位用)」と「御帳台(みちょうだい/皇后陛下用)」も公開された。

「饗宴の儀」では、平成の代替わり時を踏襲し、和食中心の料理が提供され、タイやマツタケ、牛肉などの高級食材が卓上を彩った。

「日本の山海の食材を味わってほしい」(宮内庁幹部)という方針の料理には、「カスゴダイの姿焼き」や、「アワビの塩蒸し」、「伊勢エビ」や「マツタケ入りの吸い物」などが並ぶ豪華なものとなった。
 和食に慣れていない賓客に配慮し、「牛肉アスパラガス巻き」といった洋風の料理も出され、菊の御紋が入ったフォークやスプーンを添えられた。
また、海外からの多様な賓客に対応するため、イスラム教徒のために「ハラル」方式の料理や菜食主義者に向けた料理も別に用意された。

饗宴の儀はあわせて4回開催される。22日夜に開かれたのは第1回目。

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[ 2019年10月23日 ]

 

 

 


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