カシオ ドイツ子会社で7億円着服 ドイツ人経理部長
カシオは、ドイツ子会社の元幹部が15年間にわたって会社資金を不正にみずからの口座に送金し、総額で約7億円を着服したとしてこの元幹部を解雇した。
解雇されたのはカシオ計算機のドイツにある販売子会社で経理部門の統括部長を務めていた外国人の元幹部。
元幹部は2004年から昨年7月までの約15年間にわたって、データを改ざんして会社資金をみずからの銀行口座に不正に送金し、着服していたという。
着服した額は総額で約7億円にのぼり、会社は、昨年9月にこの元幹部を懲戒解雇にした。その後、元幹部は警察に逮捕されたという。
カシオは4年前にも東京の開発部門の元部長が約4億円余りを着服したとして懲戒解雇されていた。
以上、
内部牽制制度が皆無、1度あったことは必ず2度あるという教訓もカシオにはないようだ。
[ 2020年2月21日 ]