アイコン 韓国爆発的拡大「新天地大邱教会」礼拝信者ら144人感染&病院内感染16人

 

 

21日までの、韓国の感染者は19・20・21日の3日間で173人増加し204人となった。

うち新興宗教の「新天地大邱教会」(=「新天地イエス教会」)の関係者は144人(18日判明の31番目の感染者含め)、
スーパースプレッダーとなった31番目の女性は、当教会の信者で発熱はあったものの海外渡航歴もなく、まさか感染しているとも思わず、9日と16日の礼拝に出席していた。

31番目女性は、熱が下がらず16日までに、19日以降病院間院内感染が生じている慶尚北道清道郡のテナム病院で2回受診していた。
そのテナム病院では、院内感染が精神科病棟だけで発生。31番目情勢との関連性ははかりにくいが、19~21日間で16人感染確認/うち2人死亡している。

18日に感染が判明しスーパースプレッダーとなった31番目の大邱市の60代女性が、9日と16日に参加した新興宗教「新天地大邱教会」(「新天地イエス教会」とも言う)の礼拝参加者や関係者は、同教団によると、延1,000人になるという(信者数推定合計8,000人の報道あり)。

<31番目女性の行動経路>大邱市の住民
2月はじめに慶尚北道清道郡を訪問(具体的場所は不明)
2月7日、交通事故で大邱市のセロナン韓方病院に入院、その後熱あり。
(形式的には交通事故で入院中の身だが出歩いている)
2月9日、教会礼拝出席
2月15日、ホテルのビュッフェで知人と食事
2月16日、教会礼拝出席
※2月8日~16日までに熱が下がらず、清道郡のテナム病院で別途2回診察を受け、病院側は2回とも感染検査を進言、女性、海外渡航暦なしとしてこれを拒否。
2月17日、保健所へ自ら出向き、検査受ける。(検査は清道郡保健所の可能性が高い)
2月18日、陽性反応、感染確定

2月19日、テナム病院の精神科病棟入院中の60代男性が死亡、陽性確認。
2月20日、「テナム病院」で、入院患者10人感染+医療スタッフ5人感染判明
「教会関係」は、19日から20日の2日間で31番目以外に42人の感染判明
2月21日、「教会関係者」の感染は21日までに、31番目も含め累計で144人の感染確認
「テナム病院」の精神科病棟入院中の54歳女性死亡、陽性が確認され、当病院では合計で16人(うち看護師5人)の感染となった。

「テナム病院」は同一敷地内に、「清道保健所」と「国立清道老人療養病院」および老人ホームの「エデン院」の計4つの施設があり、全体で医療+職員298人と患者ら302人(うち閉鎖したテナム病院精神科棟には入院患者101人と医療スタッフ+職員ら12人在籍)。

当局は全施設の人たちを感染検査するとともに、精神科病棟以外は、別の場所に移動させた。

<礼拝参加の別の区域からの参加者も擬似者に>
2月21日には、新天地大邱教会の礼拝に、新天地果川教会の信徒6人が参加、うち1人(果川市住民)が咽喉微細発赤(喉が若干腫れる症状)で保健所に申告、擬似感染者に分類し、検査を受けている。果川市はソウル市南に接している。

<大邱市訪問の軍人も感染>
2月20日には、済州島基地の軍人が大邱市へ里帰り、飛行機で済州島の基地に帰任したところ熱があり検査した結果、陽性反応が出、感染が確認されている。

<大邱市は>
韓国の釜山市に近い中央内陸部に位置する250万人の地方中核都市、国際空港もあり、KTX京釜高速線が通り、高速道も各地へ伸びており、交通の要所ともなっている。

<発生関係>
大邱市の31番目の女性も、19日に死亡した入院患者も、済州島基地の軍人もどこで感染したかは不明。
31番目の女性と死亡入院患者は関係する病院が同じという共通項があるが、軍人は大邱市を訪問しただけで、経路や関係性はまったく不明。

<封鎖・入国禁止>
1月23日、湖北省武漢市が封鎖された。
2月1日、日本は湖北省からの入国を禁止した。
2月4日、韓国は湖北省からの入国を禁止した。
2月16日、湖北省全体で外出禁止令発布。

中国・日本・韓国の最近の感染状況(累計値)
2020年2月
18日
19日
20日
21日
韓国
31
51
106
204
 うち大邱教会
1
14
42
144
 うちテナム病院
 
 
15
16
 うちチャーター機
3
3
3
3
日本
611
705
727
848
 うちクルーズ船
542
621
634
740
 うち国内
69
84
93
108
 うちチャーター機
13
13
13
13
中国
72,532
74,282
74,680
75,079
 うち武漢市
 
 
42,752
45,346
・韓国は、国民の性格上、新興宗教が多く、感染を克服しようとさらに礼拝を強化する新興宗教が現れる可能性もある。日本にも統一教会など多くが進出してきており、熱心ゆえに集会・礼拝などは注意が必要。
 

こうした事象は、他山の石とは捉えず、日本でいつ発生するかもわからない。
日本には独自の新興宗教も多いが、韓国から日本の大学などを経由して拡散されている韓国の新興宗教も多い。
中国では閉鎖している学校も多いが、ネットで授業を行っている学校も多く現れてきている。
今回の韓国の教会の事例に見られるように、日本の感染者が出ている地域では、一定空間でのイベントは中止することが望まれよう。

COVID-19は発症せずとも感染力があるとされ、遠隔のサーモセンサーによる体熱チェックも限界がある。
一定空間ではエアロゾル感染も中国で報告されている。

日本でも集会・例会・芸能人の公演やクラブなど要注意だ。
禁止しなければ、その責は政府にある。

しかし、禁止すれば、日本はパニックになる。地域限定でも必要では・・・。
検査体制も現場知らずのいい加減な厚労相の発言、
自分の身は自分で守るしかない。
小生は食事で納豆を食べ、柔軟体操もし、さっきホットカルピスも飲んだ。残るは快眠快便。

[ 2020年2月22日 ]

 

 

 


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