アイコン 24日、韓国6日間で27倍の833人の感染者

 

 

韓国で2月18日に感染が判明した31番目の女性感染者、この女性は感染していることを知らず、熱がありながら信者でもある大邱市にある新興宗教「新天地イエス会」の大邱教会の礼拝に9日と16日に参列、この礼拝には韓国全土からの信者も参列し、延1000人が参列したとされ、瞬く間に感染が全国へ急拡大。同教会関係者の感染は24日現在500人を超えている。

中国当局は、一定条件下の空間ではエアロゾル感染もあると発表している。
 
その新天地教会の関係者が亡くなったとされる慶尚北道清道郡のテナム病院でも院内感染が猛威を振るい23日までに111人の感染が確認され死者も出ている。
 
一時、31番目の女性が、熱が続き診察を受けたのがテナム病院だったとされ、病院から2度感染検査を受けるよう助言されたものの2度とも海外渡航歴がないことから拒否、熱が下がらず自ら保健所に出向いて検査を受け18日に感染が確認されていたと報じられていた。
テナム病院の初感染者は19日に死亡した入院患者で死後の検査で陽性が判明していた。
ただ、610人あまりが「新天地」と「テナム病院」関係の感染者としても、18日以降180人あまりはそれ以外の感染者による増加であり、感染源もほとんどわからず、感染信者から一般人への二次感染の疑いも否定できず、当局はパニック状態に陥っている。
 
当局は「新天地」の信者の全名簿9850人分を取得しており、順次全員検査を行っている。
信者らは帰郷して地区教会の礼拝参加や新興宗教によくある家庭訪問しての勧誘活動を行っていた可能性もある。
信者や感染信者の家族や濃厚接触者の検査も平行して行われており、まだ感染増のピークを迎えていない。
日本政府は、「新天地教会」の大規模集団感染を決して他山の石にしてはならない。与党関係者もゆくゆく対策を講じるべきだ。感染者は熱など発症せずとも感染力を持つという脅威のウイルスだ。折伏で打ち勝つなど考えないことだ。

 

 
韓国の感染者数
COVID-19
新天地
病院
 
感染者数
増加数
感染者数
感染者数
2月18日
31
 
1
 
2月19日
46
15
 
1
2月20日
104
58
 
16
2月21日
204
100
 
 
2月22日
433
229
 
 
2月23日
604
171
306
111
2月24日
833
229
508
111+α 
「新天地イエス会」大邱教会礼拝の全国の信者ら
「清道テナム病院」の患者や医療スタッフ

 

[ 2020年2月25日 ]

 

 

 


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