アイコン 米国NY州、郡部を封鎖、ただし施設のみ シナゴーグなど その有効性は

 

 

米ニューヨーク州のクオモ知事は10日、新型コロナウイルスの感染者が急増しているニューヨーク市郊外ウエストチェスター郡ニューロシェルのウイルス拡散を食い止めるため、半径約1.6キロの「封じ込め地域」を設け、大勢が集まる施設を閉鎖すると発表した。

期間は3月12日~25日。学校や礼拝所などが閉鎖になる。
知事は記者会見で「人ではなく施設を制限する」と述べ、人の往来は制限しないと説明した。スーパーなども営業する。ニューロシェルの人口は約7万9000人。

米メディアによると、シナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)を中心に封じ込め地域が設定された。このシナゴーグには、感染が確認された50代の男性弁護士が訪れており、礼拝などに参加した約1000人に最近隔離措置が取られていた。

ニューヨーク州で確認された感染者は173人。
うち108人がニューロシェルのあるウエストチェスター郡で確認されている。知事は記者会見で「ニューロシェルはおそらく全米最大の(感染が確認された)集団だ」と指摘した。

在ニューヨーク日本総領事館によると、ニューロシェルには邦人約110人が居住している。総領事館は州内で邦人が感染したという「情報には接していない」と述べた。
以上、
集会場など施設の使用禁止は、爆発的感染拡大は阻止できようが、ヒト-ヒト感染は無視できない。発症前から感染力があり、個人それぞれが防疫するしかない。1人の感染者が10人に感染させた場合、すぐ100人に達する。
すでに米CDCでは、感染拡大阻止は不可能としており、爆発的感染拡大を阻止し、緩やかな感染拡大を目指すとしている。
米国では、今シーズン、インフルエンザが大流行、2月8日現在で、2600万人以上が感染し、1万4千人以上が死亡しているという。
(米国がゲノム情報を開示しないことから、米国発のCOVID-19ではないかと中国の学者たちも騒いでいる。)

おろかな日本の専門家会議のお人は、1人の感染者が感染させているのは1人と、まったく感染拡大にはなっていないと発言している。
1人の感染者が見つかれば、当局が、過去1週間の動きを徹底的に調べ、濃厚接触者の検査隔離や付近一帯の消毒をしている結果であり、集団発生しないと放ったらかしにすれば、いくらでも連鎖式集団感染は発生する。
高知県の事例や名古屋ハワイ帰国者から発した集団感染をどう説明するのだろうか。それも懸命の感染拡大阻止の防疫体制を講じる中で発生しつづけている。
机上でモノ言う人は、現場知らずで、数値だけ追いかける愚かな学者バカという。

特に宗教が絡むと感染は礼拝者間、信者間、家族間、地域社会へ拡がる。韓国でいやというほど立証されている。

ダイアモンド・プリンセス号では運航会社が米社であったが、米国は日本に責任を全部投げかけた。
今度は、同じ運航会社でもハワイ-サンフランシスコ間のクルーズであり、知らない振りはできず、また、日本の失敗に対する米紙の猛批判を経過し、乗船客のみ上陸させ、乗組員は船とともにどこかへ移動させるという。
乗船者は約3500人、乗船客は2400人程度、乗組員は1100人程度乗船しているものと見られる。

日本の厚労省が怖いのは、感染した人の死亡を公表しないほど、情報隠蔽・情報統制に躍起になっている点(読売新聞がスクープしていた)。「どこそこの人」と具体的な内容は必要なく、死亡した事実を100%公表しなかった(WHOにのみ報告していた)。もはや厚労省は、厚労相やド官僚全員、更迭するしか、日本は救われない。

 

3月10日現在 米国/CDC
ニューヨーク州
173
ワシントン州
162
カルフォルニア州
135
マサチューセッツ州
28
フロリダ州
19
ジョージア州
18
オレゴン州
14
コロラド州
12
テキサス州
13
イリノイ州
11
その他
93
合計
 
クルーズ船 
 

 

[ 2020年3月11日 ]

 

 

 


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