アイコン 新型コロナウイルス 肺炎とは異なる病理 急速な肺浸潤 臓器にも転移

 

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新型コロナウイルス感染症が中国から、瞬く間に欧米で猛威を振るい、全世界に広がる中、学界からは新型コロナウイルスの臨床結果に関する報告が上がり始めている。

新型コロナウイルスは従来の肺炎とは非常に異なる病理学的な特性を持っており、感染者自身も知らない間に肺全体に広がったケースも少なくなかった。

韓国の蔚山医大ソウル峨山病院によると、新型コロナウイルスは平均的にウイルスへの感染から4~7日後に呼吸器を通じ、両側の肺に浸透し、広範囲に広がっていた。CTスキャンでは主に肺の右下葉に白い陰影が見られるという。
同病院のト・ギョンヒョン教授は「これまでのところ、新型コロナウイルスの臨床結果を見ると、患者全体の20~30%が集中治療室での管理を要するとみられる」と指摘した。

一部の無症状患者は、軽症に分類されているが、その中には既に肺浸潤がかなり進んでいるケースもあったという。

 ト教授は「通常新型コロナウイルスの感染者は4日から7日で急速に肺にウイルスが浸透し、特に右下葉のCT画像で白い陰影として表れる」とし、「肺浸潤は当初無症状段階では見えないが、5日から8日後には患者の53%で肺の陰影が非常に濃くなり、13日後に好転するか、反対に重症へと発展する。特に肺の線維化は高齢者や男性に多く見られる」と説明している。

当初はCT画像で異常所見がなくても、その後急速に肺浸潤が起き、重症に至る例もある。
ト教授によると、73歳の女性患者の場合、最初の診断確定時にはCT画像で肺浸潤が観察されず、正常との所見が下されたが、わずか3日後から肺浸潤が始まり、7日後には肺全体に広がったという。その後は容体が悪化し、現在は体外式膜型人工肺(ECMO)を使用している。

学界は新型コロナウイルスが従来の肺炎とは全く異なる経過をたどることに注目している。
ソウル大病院のオ・ミョンドン教授は「この分野で30年以上患者を見ているが、この肺炎は従来の肺炎とは非常に異なる独特の特性を持っている。その一つが、患者が肺炎にかかっているにもかかわらず、重い症状を感じない点だ」と指摘した。

新型コロナウイルスは、発病初期には風邪やインフルエンザのウイルス、肺炎ウイルスとしばしば比較された。
これらはいずれも症状が似ており、混同されやすいが、肺炎の場合は黄色いタンを伴い、インフルエンザよりも症状が長引く特徴がある。
一方、新型コロナウイルスの場合は、肺浸潤が急速に起き、肺だけでなく、他の臓器にも転移する破壊的特性が強い。
 一方、新型コロナウイルスによる死者の大半は高齢で既往症があるが、まれに健康な人が死亡するケースもあり、懸念が示されている。
疾病管理本部によると、60代以上が89.3%を占め、大半に既往症があった。
ただ、海外では既往症がない30~40代が死亡した例もある。中国の眼科医、李文亮氏が代表的なケース。
オ教授は「この病気は、新型ウイルスによるものだ。高齢や既往症がある人の死亡率が高いことが把握されているが、30代で特に既往症がない患者も死亡する。健康な人が死亡する確率は確定患者全体の0.1%程度と判明している」と説明した。
以上、韓国・朝鮮日報参照

サムスン電子亀尾事業所の40代の従業員も自宅で死亡し、検査の結果、陽性と判断されていた。こうした例だろうか。

[ 2020年3月18日 ]

 

 

 

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