KiSCO（株）／特別清算開始命令 ＜兵庫＞ 負債約６６億
医療機器開発・販売のKiSCO（株）（所在地：兵庫県神戸市中央区港島南町5-3-6、代表清算人：中路歩）は2月2日、神戸地裁において特別清算開始命令を受けた。
負債総額は約６６億円。
資本金は1億100万円。
昭和36年4月に大阪市に創業し、医療機器の卸売業を行っていた同社は、人工骨頭や手術器具、骨折用医療機具、医療用消耗品などを扱い、製造や加工も行っていた。
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2011年に大塚メディカルデバイス（株）の子会社となり、年売上高は約22億円に達した。しかし、競争が激しく、開発に経費がかかり、コロナ禍により受注が減少し、2020年には年売上高が約11億8600万円にまで落ち込んだ。
その後、帝人ナカシマメディカル（株）と契約し、2022年に脊椎および外傷領域に関する事業を同社に移管し、同年11月30日の臨時株主総会において解散が決議され、事業を終了。今回の措置となった。
当該事件は、令和４年（２０２２年）に発生したもので、番号は（ヒ）第5 9 7号となっています。
[ 2023年2月17日 ]
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