（株）三葉は大手印刷会社を顧客に梱包作業、検品、ピッキング、出荷等の物流サービス事業者。一部、関連会社で運送も請け負っていた。しかし、紙媒体の本類の取り扱い量が減少する中、競争激化で単価減を要請されるなど厳しい経営が続いていた。

今般の新コロナ事態ではさらに取扱量が減少し、同社は支えきれず、今回の事態に至った。

関連会社は同社に連鎖した。

この破産手続きに関しては、選任された若井広光弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和5年4月5日まで。

また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年6月1日午後2 時となっています。

当該事件は、令和5年（２０２３年）に発生したもので、番号は（フ）第1076号・第1077号となっています。

既報記事
（株）三葉ほか１社（埼玉）／自己破産へ　物流サービス業　倒産要約版