アイコン 懲りない浅沼組、公共解体工事で営業停止処分、入札の競争妨害で


大阪 浅沼組本社ビル
大阪 浅沼組本社ビル

2023年7月25日 20:18
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF256W90V20C23A7000000/

淺沼組は25日、国土交通省近畿地方整備局から、建設業法に基づく120日間の営業停止処分を受けたと発表した。

対象は公共施設の解体工事の営業で、期間は8月9日から12月6日まで。営業停止のエリアは千葉県や東京都など9都県で、建物の新築と解体を一式で請け負う営業は制限されない。
浅沼組は千葉県市川市が発注した解体工事を巡り、工事の最低価格などの情報を関係者から入手し、公正な入札を妨害したとして従業員が逮捕され、有罪判決を受けていた。再発防止のため、法令順守を徹底する職場環境づくりなどの対策を進めている。浅沼組は現時点で2024年3月期の連結業績予想を修正する予定はないとしている。

 

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公共工事の予定価格を漏らす 市川市元私設秘書の男に懲役1年2か月求刑
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/chibatv/region/chibatv-20230275804?redirect=1
3年前に淺沼組千葉営業所の元所長・市村光太郎被告(55)が公正な入札を妨害した罪で逮捕され、有罪判決を受けた事件も解体工事入札の最低価格を不正に入手した公契約関係競売入札妨害罪だったが、今回の7月28日に行われた大津市環境部環境施設課が発注した北部クリーンセンター解体撤去工事入札は、淺沼組が7月25日に国土交通省近畿地方整備局から、建設業法に基づく120日間の営業停止処分を受けたと発表された3日後だったことを勘案すると、性質の悪さでは今回の大津市環境部環境施設課が発注した北部クリーンセンター解体撤去工事入札の方が遥かに悪質性は高い。

淺沼組営業停止  令和5年7月25日
入札日      令和5年7月28日
予定価格     1,698,880.000円
最低制限価格   1,447,565,000円
落札金額     1,447,566,000円(その差1000円)
落札業者     株式会社 淺沼組 京滋営業所

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不正に入手した最低制限価格1,447,565,000円に横着にも1000円だけ馬乗りした
落札金額1,447,566,000円は懲りない面々による限りなく黒に近い公契約関係競売入札妨害罪の疑いが濃厚だといえる。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2023年8月17日 ]
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