アイコン 追、(株)野村佃煮 民事再生スポンサーにブンセン(株)が内定


負債額約45億円を抱え2月13日に民事再生を申請して経営破たんした1931年創業の(株)野村佃煮と(株)東京野村のスポンサーに、兵庫県たつの市のブンセン(株)が内定した。(株)ブンセンは(株)野村佃煮らから3月末に事業譲渡を受ける予定。

 

スポンサー決定につき説明会が開催される、

「京都教育文化センター」(075-771-4221)で3月21日午後2時から

「TKP秋葉原カンファレンスセンター」(03-5227-7321)で3月22日午前10時から

事業譲渡契約の概要、債権者への弁済見込み額、今後のスケジュール等の説明がなされる予定。

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<スポンサー概要>

社名

ブンセン株式会社

本社

兵庫県たつの市新宮町新宮387

 電話

0791-75-1151

代表

代表取締役社長 田中智樹

設立

1934年(昭和9年)8月7日

資本金

3億8千万円

年商

88億円(23年6月期/単体)

社員数

243名 (2022630日現在)

事業内容

 のりつくだ煮、塩ふき昆布、昆布つくだ煮、しょうゆ、もろみ、煮豆、惣菜、 米飯、菓子などの食品製造

取引銀行

三井住友銀行 みずほ銀行 三菱UFJ銀行 みなと銀行

工場

本社工場:兵庫県たつの市新宮町新宮387

稲美工場:兵庫県加古郡稲美町下草谷340-181

福岡工場:福岡県糟屋郡須恵町佐谷1707-7

東海工場:愛知県一宮市明地100-

営業所

東京、東海、大阪、岡山、福岡、沖縄

関連会社

コンチア()・・・通販・宅配

ブンセンキッチン()・・・直販店

()茶良さろん・・・進物店

()御一同・・・業務用食品

山椒ファクトリー()・・・山椒専門店

 

↓野村佃煮の民事再生申請の要約版

倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(株)野村佃煮

2

本社地

京都府宇治市大久保町田原24

3

代表

野村啓介

4

創業

1931年

5

設立

1952年5月.

6

資本金

4300万円

7

業種

惣菜、佃煮メーカー

8

売上高

2012年3月期、約50億円

9

関連会社 

(株)東京野村

本社地:東京都文京区弥生1-3-3

代表:野村憲司

業種:食品卸、佃煮販売

10

破綻

2024年2月13日.(2社共通)

 民事再生法の適用申請/監督命令

11

申請代理人

井上愛朗弁護士(森・濱田松本法律事務所)ほか

 電話:03-6212-8159

12

監督員

日高章弁護士(黒潮総合法律事務所)

 電話:03-3251-7090

13

裁判所

東京地方裁判所

14

負債額

(株)野村佃煮が約39億円/債権者数:約270人

(株)東京野村は約6億円

15

破綻事由

同社は全国で知られた佃煮屋さん。「美しい日本」政策により消費不況が続き、冠婚葬祭も小規模化、贈答品も漸減が続き、同社は「おせち料理」へも展開していたが、今般の新コロナ事態で諸材料が高騰、京都観光客向けの佃煮も販売低迷、売上不振が続き、採算性も悪化し、同社は京都活性化協議会へ支援要請していた。しかし、業績改善には至らず、今般、民事再生を申請して再生を目指すことになったもの。

(株)東京野村は同社に連鎖した。

野村佃煮は現在、スポンサー募集中で、スポンサーに事業譲渡することにより再建を目指す予定。

追、金融債権者やスポンサーしだいで一般債権もかなりカットされる可能性もある。

[ 2024年3月18日 ]
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