自民党総裁選、世論人気と議員票の"ずれ"鮮明に 高市氏は苦戦か
自民党総裁選をめぐり、党所属国会議員の支持動向が25日までに明らかになった。小泉進次郎農林水産相が2割超の支持でリードする一方、保守色の強い高市早苗前経済安全保障担当相は1割強にとどまり、苦戦が鮮明になっている。林芳正官房長官は2割弱と健闘しているが、約4分の1の議員が態度未定で、情勢は流動的だ。
高市氏は旧安倍派を中心に保守系議員からの支持は堅いものの、世論調査での人気やメディア露出では伸び悩む傾向が続いている。今回の総裁選でも、保守色が強いことを理由に主要メディアが取り上げを控える傾向が見られ、世論人気とのギャップが議員票に影響している可能性がある。
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一方、小泉氏は旧安倍派の解散した5派や麻生派、無派閥まで幅広い支持を集め、議員票では3割超の先行が見込まれる。林氏も岸田派の一本化と一部石破票の取り込みで存在感を示す。1回目の投票で過半数に届かない場合は決選投票となり、議員票の調整力が勝敗を左右する。
総裁選は10月4日に投開票される。保守派候補が世論やメディアで冷遇される中、党内の力学がどのように作用するかが焦点となる。議員票の取りまとめや派閥間の駆け引きが勝敗を左右する可能性が高く、世論人気だけではなく、党内部での調整力や支持基盤の厚みが最終的に勝者を決めることになりそうだ。
また、保守票が分散することで、想定外の候補が決選投票に進むシナリオも完全には排除できない。党内の読み合いが、今後の総裁選の行方を大きく左右する局面にあると言える。
[ 2025年9月26日 ]
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