石川 破綻の(株)アペックス元代表と元総務部長を逮捕 粉飾決算で1億円の融資受ける
石川・金沢東署は11月13日、会社の運転資金名目で(粉飾決算に基づく決算書を提出して)融資を申し込み、石川県内の銀行から約1億円をだまし取ったとして、詐欺容疑で、2023年10月に経営破綻した運送業「アペックス」(金沢市東蚊爪町)の元代表取締役の沖野幸一(61)、元総務部長の嶋田一彦(60)=業務上の横領罪で公判中=の両容疑者を逮捕した。
署はほかにも同様の詐欺を繰り返していた可能性を視野に、事件の全容解明を急ぐ。
破綻したアペックスから商号変更した「エーピー管財」になって、アペックス時代に遡り約42億円の使途不明金が見つかっている。
島田容疑者については、エーピー管財が損害賠償を求め民事裁判を起こし、金沢地裁が島田容疑者に対して5億円の賠償命令の判決が確定している。
物流業のトナミホールディングス(富山県高岡市)は2025年10月13日、経営効率化のため冷凍冷蔵食品輸送が主力のアペックス(金沢市)を含めた子会社4社を10月1日に合併すると発表した。
存続会社となるアペックスは7月1日に「トナミコールドロジスティクス」に社名を変更し、グループとしての一体感を強める。
アペックスは2023年10月に民事再生手続きを申し立て、昨年6月にスポンサーに手を挙げたトナミHDの傘下に入った。
アペックスに吸収される3社はいずれも同社の関連事業会社だった金沢市の西金運輸、藤和商運、大栄自動車工業。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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破綻企業名 |
(株)アペックス |
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本社地 |
石川県金沢市東蚊爪町ラ47-1 |
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3 |
代表 |
沖野幸一 |
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創業 |
1976年 |
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設立 |
1978年4月. |
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資本金 |
8700万円 |
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7 |
業種 |
貨物運送会社、物流管理 |
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8 |
特徴 |
冷凍倉庫・冷蔵倉庫・物流センター所有 |
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従業員数 |
190人 |
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売上高 |
2023年3月期、約50億円 |
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破綻 |
2023年10月3日. |
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民事再生法の適用申請 |
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同日、財産保全命令・監督命令 |
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申請代理人 |
荻野聡之弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所)ほか |
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電話:03-6864-3039 |
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監督員 |
鈴木雅芳弁護士(多田総合法律事務所) |
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電話:03-6261-3822 |
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裁判所 |
東京地方裁判所 |
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事件番号 |
令和5年(再)第47号 |
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債権者説明会 |
2023年10月10日(水)午後4時 |
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「TKP金沢・会議室」(=井門金沢ビル/新幹線口) |
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電話:052-990-2651 |
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負債額 |
約92億円 |
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破綻事由 |
同社は冷蔵・冷凍倉庫を持つ冷蔵・冷凍食品の運送を得意とし、物流管理まで請け負っていた貨物運送会社。受注先は大手から中小までの食品メーカーを有し、北陸圏内ではスーパー、コンビニ、ドラッグストア、外食チェーン店などへの配送も手がけていた。 また、本業以外にタクシーやスーパー銭湯など10社ほど展開していた。しかし、今般の新コロナ事態で、本業の受注が減少、グループのスーパー銭湯などは売上高が激減し、同社から資金流出、総じて資金の固定化が生じ、同社はこうした設備投資のための借入金も大きく、負担も大きく、資金繰りにも窮するようになり、このたび法律に基づき、抜本的に財務内容を改善させ再建させるため、民事再生の申請となった。今後、スポンサーを探して再建をはかる予定。 なお、民事再生の申請であり、営業は平常どおり行われている。 |





