論文引用1%研究者 日本は88人でランク外、トップは米国2670人、香港145人
日本はファジーの、超電導の、有機ELの、iPs細胞のような著名な飛びぬけた研究者は今や皆無となっている。
それは小泉純一郎政権の聖域なき削減により、少子化のなか、日本の将来の飯の糧を生み出すべき研究者まで削減してしまい、著名な研究者が枯渇しつつある。
日本は発表論文引用回数上位1%内の学者が141万人に対して1人の割合だが、人口小国の香港は5万人に1人の割合、米国でも14万1千人に一人の割合で1%学者を輩出している。その違いは何なのだろうか。
政治主導は計画経済の共産党政権以外、政権が変わるたびにコロコロ変わり、研究所や大学そのものがしっかりしていなければ、研究開発は続かず、寄付に対して厳しい税制の日本のような寄付が定着していない大学や研究所は、財源を国に依存しているなか、最高権力者にコストカッター小泉の出現により、1%学者の芽は枯れ落ちてしまうしかなかった。
小泉氏が、余りにセンセーショナルに行ったため、その後の政権はへっぴり腰、経済環境が改善したにも関わらず、承継してしまい、こん日のザマとなっている。
小泉から24年も経った高市政権になり、やっと未来開発へ予算付けしているが、高市氏にしてもこれまで政権中枢にいながら、トップに意見もせず、今になって執行しても、人気取りで終わりそうな雲行きでもある。まず、理研とiPs研究所から非正規雇用の研究者たちをなくすことが先決ではないだろうか。
ただ、遅すぎてもこれまでのような人気取りの政権のように国土強靭化だけで茶を濁す政権よりはマシ、期待したい。
1%学者とは、
研究論文発表のクラリベイト社が、世界で最も影響力のある研究者を集計した「2025年 高被引用論文著者(HCR)」の国別順位で、日本は今回もトップ10圏外だった。
HCRは、発表論文引用回数が上位1%に入る論文を過去11年間で複数回発表している研究者を毎年選ぶもので、「世界1%の科学者」保有国の順位とも呼ばれる。
●国際学術情報分析企業「クラリベイト」がこのほど発表した HCRの国別ランキングによると、
米国が2670人で全体の37パーセントを占め、1位をキープ。
2位は前年同様に中国の1406人、
3位は英国の570人、
4位はドイツの363人、
5位はオーストラリアの312人
などとなっている。
クラリベイトは今回、世界60ヶ国の約1300機関から、計7131人をHCRに選出した。
クラリベイトの国別ランキングは10位のフランスの121人まで発表している。
日本は88人で圏外だった。
クライベイトの「上位10ヶ国が全体の86%を占めており、研究の影響力が特定の国に集中していることが分かった」と説明している。
研究機関別の順位では、
中国科学院(CAS)が258人で1位。
2位はハーバード大学の170人、
3位はスタンフォード大学の141人、
4位は清華大学の91人、
5位はマサチューセッツ工科大学(MIT)の85人が続いた。
スクロール→
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2025年 1%の研究者 HCR国別ランキング クラリベイト版 単位10万人 |
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1%研究者 |
シェア |
人口 |
10万人 |
|
1 |
米国 |
2,670 |
37.2% |
3,454 |
1.3 |
|
2 |
中国 |
1,406 |
19.6% |
14,193 |
10.1 |
|
3 |
英国 |
570 |
7.9% |
691 |
1.2 |
|
4 |
ドイツ |
363 |
5.1% |
845 |
2.3 |
|
5 |
豪州 |
312 |
4.3% |
397 |
1.3 |
|
6 |
カナダ |
227 |
3.2% |
267 |
1.2 |
|
7 |
オランダ |
194 |
2.7% |
182 |
0.9 |
|
8 |
香港 |
145 |
2.0% |
74 |
0.5 |
|
9 |
スイス |
130 |
1.8% |
89 |
0.7 |
|
10 |
フランス |
121 |
1.7% |
665 |
5.5 |
|
|
その他 |
1,043 |
14.5% |
|
|
|
|
合計 |
7,181 |
|
|
|
|
場外 |
日本 |
88 |
1.2% |
1,237 |
14.1 |





