アイコン 前門のイオンを袖にしたアオキに迫る後門のオアシス


クスリのアオキとイオンは20年以上前の2003年1月に資本業務提携、アオキはそうした信用もあり、上場も果たし、以降とんとん拍子に成長を遂げてきた。
同社は一族経営意識が強く、イオン系のウェルシアなどに統合されることもなく2014年からはこれまで岡田元也イオン会長が社外取締役を続けてきた。イオンもアオキを重用しての会長就任だったとみられる。

アオキの最近は買収を重ねドラッグストアを構える一方、各地で食品スーパーも買収、ドラッグストアの食品部門を強化する動きにとどまらず、スーパー事業の買収を続けている。すでにイオンのマックスバリュー店舗などとスーパーは競合店舗も多くなってきているものとみられる。

 

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イオン、資本業務提携解消通告
2003年から続いたイオンとアオキの関係は致命的決裂、
イオンは15日、出資先のクスリのアオキホールディングスについて、企業の社会的責任や透明性のある経営の観点から懸念があるとして、取締役の派遣を取りやめると発表した。
クスリのアオキHDは同日、社外取締役の岡田元也氏(イオン会長)が一身上の都合により辞任したと発表した。

イオンは声明で、ストックオプションの大量行使によりアオキ創業家の持株比率が上昇してイオンの比率が低下、アオキの流通株式比率が低下したことに言及した。
プライム市場が求める流通株式比率を回復する努力を図ることなく、スタンダード市場へ移行することは創業家の支配権強化を優先したものなどと指摘した。

クスリのアオキHDは13日、イオンから資本業務提携の解消の通知を受けたことを認めた上で、現時点で資本業務提携の解消を決定した事実はないとするコメントを出していた。
以上、

物言う株主の香港オアシスが大株主に・・・
 アオキはストックオプション行使をオアシス対策で行ったとしても、提携先で会長を社外取締役に就任させているイオンに対して、事前に相談するのが当然だろう。単に創業家の支配権を強化するためだけに行ったようだが、これまでの成長過程での後見人としてのイオンの立場を無視した資本政策ではこれまでのような成長戦略はとん挫する可能性もある。
 イオンの持株がどこへ行くか不明だが、市場で処分した場合、えげつないオアシス等超ハゲタカが取得に動くものとみられる。


スクロール→

クスリのアオキ 主要株主構成 2025年9月30日現在

株主

所在地

千株

比率

イオン

千葉市

9,720

10.20

合同会社青木二階堂

金沢市泉野町1丁目

6,481

6.80

合同会社臨川書屋

金沢市泉野町1丁目

6,481

6.80

日本マスタートラスト(信託口)

東京都港区

6,284

6.59

ツルハ

札幌市

4,860

5.10

合同会社A870

金沢市泉野町1丁目

4,167

4.37

OASIS JAPAN 

本拠地:香港 

4,040

4.24

合同会社KS Aviation

金沢市泉が丘2丁目

3,659

3.84

合同会社HONJIN

金沢市泉が丘2丁目

3,650

3.83

合同会社STREAM

金沢市泉が丘2丁目

3,650

3.83

合同会社GARDEN

金沢市泉が丘2丁目

3,650

3.83

56,646

59.45

発行済総数

 

95,616

 

2025年11月20現在、未確認末以降

オアシス マネジメント 

本拠地:香港

11,248

10.70

オービス・インベストメント

バミューダ

1,256

3.98

※属性別

 

 

 

イオン+ツルハ

 

14,580

15.25

オーナー関係

金沢7件計

31,738

33.19

オアシス

ジャパンとマネジメントの計

15,288

15.99

 


スクロール→

クスリのアオキ 店舗展開

2020/6.

スーパーのナルックス買収(金沢市)

2020/10.

スーパーのフクヤ買収(京宮津市)

2022/3.

スーパーの一二三屋買収(福島いわき市)

2022/3.

スーパーのホーマス・キリンヤ買収(一関市)

同、フードパワーセンター買収

23/1.

サンエーからスーパー(糸魚川市)

24/7.

ムーミーからスーパー(香川県)

24/9.

スーパーのママイ買収(新居浜市)

24/12.

スーパーのハッピーテラダ買収(滋賀県)

24/12.

伏見屋ら4社からスーパー(東北)

25/6.

スーパーPiCASOのミワ商店買収(香三豊市)

25/12.

キューピッドからスーパー(新潟)

↓ドラッグストア

 

北信越

388

東北

82

関東(山梨含)

279

東海

180

関西

94

四国

13

調剤専門店

6

1,042

 


スクロール→

クスリのアオキ 連結決算推移 /百万円

 

売上高

前期比

営業利益

営利率

株主利益

2019/5.

250,885

 

14,147

5.64%

10,648

2020/5.

300,173

19.6%

16,359

5.45%

12,416

2021/5.

305,880

1.9%

16,619

5.43%

12,062

2022/5.

325,335

6.4%

14,070

4.32%

9,839

2023/5.

378,874

16.5%

16,225

4.28%

12,972

2024/5.

436,875

15.3%

18,569

4.25%

12,307

2025/5.

501,470

14.8%

26,601

5.30%

17,786

2026/5.

560,000

11.7%

23,000

4.11%

15,500

 

 

 

 

[ 2026年1月16日 ]

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