アイコン 日本最年少知事、大石知事の最後の一日(退庁式)


大石

きょう2月27日(金)、4年間にわたり長崎県知事を務めた大石賢吾知事の退庁式が、午後2時から2時30分まで県議会本会議場で行われる。
4年前、日本最年少知事として颯爽と長崎県庁に登庁した姿は、強い期待とともに迎えられた。「若さ」「改革」「専門性」。耳ざわりのよい言葉が並び、県政は大きく変わるかのような空気が確かにあった。
だが、4年を振り返ったとき、その期待にどこまで応えられたのかと問われれば、首をかしげる県民も少なくないだろう。
スピード感ある判断が評価された場面がある一方で、説明不足や合意形成の甘さが目立った局面も多かったことも事実だ。県政の複雑さを「突破」する力よりも、「置き去り」にされた声の方が記憶に残っていると感じている県民が多いことも事実である。
改革は、掲げるだけでは進まない。

 

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現場との対話、丁寧な調整、そして不都合な意見に耳を傾ける覚悟がなければ、改革は独善に変わる。4年間の県政は、その危うさを何度も露呈したように見える。
退庁式は一区切りに過ぎない。拍手に包まれて県庁を後にするとしても、評価までが拍手で済まされるわけではない。
「最年少知事」という看板は強烈だったが、その看板を下ろしたあとに何が残ったのか。長崎県政に刻まれた4年間の実像は、これから時間をかけて、より冷静に問われていくことになるだろう。
颯爽と始まった県政は、決して颯爽と終わったとは言い切れない。
その現実こそが、この4年間を最も端的に物語っている。

 

 

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2026年2月27日 ]
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