≪第2回≫「採らせないなら訴える」葵新建設から、郷ノ浦漁協に届いた4,400万円請求予告の狂気!

■そして狂気の4,400万円請求裁判が始まる。
最も重い一文はここだ。
葵新建設は、郷ノ浦漁協および理事長個人に対し損害賠償請求訴訟を提起する
と明記している。
その算定根拠として、採れなかった予定量22,000立方メートル
× 販売単価2,000円
= 4,400万円を提示している。
経費を差し引くとはしているものの、数千万円規模の賠償請求を正式予告した形だ。
スポンサーリンク

■これは「契約問題」か、「支配権争い」か
表向きは契約トラブルに見える。
だが、この文書から透けて見えるのはそれだけではない。
背景には、漁協側が採取条件を見直そうとした動き、業者側が既得権益を守ろうとした構図、そして海域利用の主導権を巡る綱引きである。
そうした力関係のせめぎ合いがあるようにも見える。
単なる契約書の文言争いではなく、「誰が壱岐の海をコントロールするのか」
という問題にまで発展していた可能性がある。
今回明らかになった内容証明は、海砂採取を巡る対立が単なる内部調整ではなく、
法廷闘争寸前まで進んでいたことを示している。
壱岐の海で何が起きていたのか。
誰が利益を得て、誰が不利益を被るのか。
この問題は単なる『砂』の話ではない。
地域資源を誰がどう扱うのか。その根幹を問う問題でもある。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次
[ 2026年4月25日 ]
スポンサーリンク





