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鮮魚市況を読み解く 〜長崎の魚は宝か、それとも眠れる資源か〜

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長崎奉行ちゃんねる

長崎の海は、間違いなく日本有数の恵みを持っている。
タイ、イサキ、ヒラメ、カンパチ、そしてイセエビ。
全国に誇れる魚種が、これほど揃っている地域はそう多くない。

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魚屋

まさに、海の宝庫だ。
しかし、その『宝』は、本当に地域の豊かさにつながっているだろうか。
魚が獲れるだけでは、地域は豊かにならない
現場の漁師は知っている。
「いい魚が獲れた」それだけでは、生活は安定しないという現実を。
価格は市場任せ。燃料費は上がる。後継者は減る。
結果として、魚はあっても、地域にお金は残らない。
これは資源の問題ではない。構造の問題だ。
足りないのは『魚』ではない。『仕組み』だ。
長崎に足りないもの。
それは、魚でもなければ、技術でもない。
稼ぐ仕組みである。
一次産業で「獲る」。二次産業で「加工する」。三次産業で「売る」。
ここまでは、いわゆる六次産業化の話だ。
だが、それで止まっていては弱い。
七次産業へ——価値を“体験”と“物語”に変えろ
これから必要なのは、その先だ。
魚をただ売るのではなく、価値を何倍にもして届ける発想である。
たとえば、観光と結びつける、学校給食で地元の味を育てる、ECで全国に直送する。
海外市場へ打って出る、地域ブランドとして確立する、漁業体験として観光資源にする。
つまり、「魚」という素材を『体験』と『物語』に変えることだ。
これが、私の言う七次産業である。
行政は「守る」から「育てる」へ
これまでの行政は、どちらかと言えば「守る」ことに重きを置いてきた。
補助金、規制、調整、もちろん必要だ。
だが、それだけでは産業は伸びない。
これから求められるのは、稼ぐ漁業を育てる視点だ。
・販路を広げる支援
・ブランド戦略の構築
・若手が参入できる環境整備
・データに基づく市場戦略
“攻め”の政策がなければ、長崎の強みは埋もれたままになる。
長崎の海を、長崎の未来へ
もう一度言う。
長崎に足りないのは魚ではない。
足りないのは、稼ぐ仕組みだ。
この構造を変えなければ、どれだけ良い魚があっても、地域は豊かにならない。
逆に言えば、仕組みさえ変えれば、長崎はまだ伸びる。
海はすでに、答えを持っている。
あとは、それをどう活かすかだ。
長崎を今一度、洗濯いたし候。
長崎市議会議員 梅本けいすけ

[ 2026年4月28日 ]
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