アイコン 【滋賀】(株)トーシンなど2社/民事再生法申請 合成樹脂シート製造 負債26億 倒産要約


滋賀に拠点をおく、「(株)トーシン」など2社が民事再生法申請したことが判明した。

 

負債総額は2社合計で約26.5億円。

以下要約して表にしました。

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民事再生法申請

【滋賀】(株)トーシンなど2社/民事再生法申請の概要

合成樹脂シート製造のトーシンと関係会社レコが民事再生法を申請。2社合計の負債は約26億5100万円。

「(株)トーシン」と関係会社の「(株)レコ」は、2026年5月29日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、弁済禁止の保全処分および監督命令を受けた。トーシンは三菱UFJ銀行からDIPファイナンスを受ける予定で、今後はスポンサー探索を進めながら再建を図る方針。

概要

項目 内容
企業名 (株)トーシン、(株)レコ
所在地 滋賀県甲賀市甲賀町隠岐2403-20
代表者 平本元淑氏
資本金 トーシン:2000万円、レコ:9000万円
手続き 民事再生法の適用申請、弁済禁止の保全処分、監督命令
申立日 2026年5月29日
申立先 大阪地方裁判所
負債総額 2社合計:約26億5100万円
トーシン:約23億3100万円、レコ:約3億2000万円
事業内容 合成樹脂シートの製造・成形加工、再生フレーク・ペレットの製造加工
沿革 トーシンは1992年10月設立。日本とベトナムに生産拠点を置き、食品向けパックや通信機器部品用トレーなどに使われるA-PETシートを主力としていた。レコは2001年6月設立で、トーシンと一体経営で合成樹脂シート製造を手がけていた。
最盛期売上 2014年9月期 約18億5000万円
直近売上 記載なし
申請代理人 山形康郎弁護士(弁護士法人関西法律特許事務所)ほか3名
監督委員 野村祥子弁護士(堂島法律事務所)
スポンサー候補 複数社から支援の可能性がある旨の申し出あり。今後もスポンサー探索を継続する方針。
再建方針 三菱UFJ銀行からDIPファイナンスを受ける予定。資金繰りを確保しながら、スポンサー支援を含めた抜本的な経営再建を進める。

経緯・背景

同社は、A-PETシートを中心とする合成樹脂シートの製造・成形加工を主力に事業を展開し、再生フレークやペレットの製造加工にも進出していた。しかし、ベトナム子会社の主要得意先喪失による操業停止や、子会社への資金支援、得意先との係争に伴う撤退費用などが重なり、資金繰りは悪化した。さらにロシア・ウクライナ紛争以降の原材料高でリサイクル製品の価格優位性が薄れ、受注が急減。金融機関への返済猶予要請や中小企業活性化協議会の支援を受けて再建を進めていたが、採算改善は進まず、年商規模を上回る金融債務が重荷となっていた。支払い遅延も散発するなか、資金繰りが限界に達し、民事再生法による抜本再建を選択した。関係会社のレコも、トーシンとの一体経営のなかで連鎖した。

※本文に記載のない数値・事項は補わず、確認できる範囲で整理しています。
※記事は2026年現在のものです。

[ 2026年6月 1日 ]
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