アイコン 【宮城閉店情報】72年の老舗焼鳥店も幕、8月末に店舗閉鎖集中


宮城県内で2026年夏、飲食店や物販店などの閉店が相次いでいる。仙台駅前では72年間営業してきた老舗焼鳥店が8月末で営業を終えるほか、仙台PARCO2では7月から8月にかけて複数の飲食店が相次いで営業終了。イオンタウン仙台泉大沢でも2店舗が8月31日に閉店する予定で、夏から秋にかけて店舗の入れ替わりが目立っている。

 

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店舗名 所在地・施設 営業終了日 概要
狸の焼鳥 仙台市青葉区中央 2026年8月末 仙台駅西口で72年間営業してきた老舗焼鳥店
TaylorMade 三井アウトレットパーク仙台港 8月26日 ゴルフ用品店。閉店セールを実施
ヴィレッジヴァンガード イオンタウン仙台泉大沢 8月31日 2階店舗が営業終了。閉店セールを実施
マイティサークル イオンタウン仙台泉大沢 8月31日 1階の衣料品店が営業終了
キャットラウンジ nonnon 仙台中央店 仙台市青葉区中央 8月31日 諸般の事情により閉業。在籍する猫の里親募集も実施
そば&和カフェ りきまる仙台美田園店 宮城県名取市美田園 8月31日 十割そばなどを提供する飲食店
タリーズコーヒー 仙台PARCO2 8月16日 PARCO2・1階店舗が営業終了
GocchoSun 仙台PARCO2 8月23日 東北の食材や地酒を扱う飲食店が営業終了

仙台駅前、72年続いた「狸の焼鳥」が閉店へ

なかでも目を引くのが、仙台駅西口の菊水ビルで営業してきた「狸の焼鳥」の閉店だ。同店は72年間にわたり営業を続けてきた老舗で、2026年8月いっぱいで歴史に幕を下ろす予定。長年にわたり仙台駅前で親しまれてきた店舗だけに、地域商業の変化を象徴する閉店の一つとなりそうだ。

仙台PARCO2では飲食店の営業終了続く

仙台駅前の大型商業施設でも店舗の入れ替えが進んでいる。仙台PARCO2では1階を中心に、7月19日に「いづも」、同26日に「撰利久」「クア・アイナ」「ブッチャー リパブリック」が営業を終了。さらに8月16日に「タリーズコーヒー」、23日には「GocchoSun」が営業を終えた。

短期間に複数の飲食店が営業終了しており、PARCO2ではテナント構成の変化が鮮明となっている。ただ、各店舗の営業終了理由については公表されていないものも多く、一連の閉店を同一の経営環境や原因によるものとみることはできない。

8月31日に閉店集中、泉区や名取市でも

8月末には仙台市郊外や名取市でも閉店が重なる。イオンタウン仙台泉大沢では、2階の「ヴィレッジヴァンガード」と1階の衣料品店「マイティサークル」がともに8月31日をもって閉店する。

仙台駅近くでは猫カフェ「キャットラウンジ nonnon 仙台中央店」も同日で閉業する。同店は「諸般の事情」を閉業理由としており、閉業に伴って店舗に在籍する猫の新たな飼い主を募集した。一方、ザ・モール仙台長町店や名取店など系列の他店舗は営業を続けている。

名取市美田園では「そば&和カフェ りきまる仙台美田園店」が8月31日で営業を終了する。同店は2025年に美田園駅近くの複合施設へ移転して営業していた。

閉店の一方で新規出店も

店舗閉鎖が続く一方、宮城県内の商業施設では新規出店やリニューアルも進んでいる。三井アウトレットパーク仙台港では8月26日に「TaylorMade」が閉店する一方、8月21日には「PET THREE」が新規オープン。イオンタウン仙台泉大沢でも7月に新たな飲食店が開業している。

このため、足元の動きは県内小売・飲食市場全体の一方向の縮小というより、長年営業した地域店の撤退と、大型商業施設におけるテナントの入れ替えが重なっているとみるのが実態に近い。物価高や人件費上昇など小売・飲食業を取り巻く経営環境は厳しいものの、個々の閉店について確認されていない要因を直接結び付けることには注意が必要だ。

※2026年8月24日時点で公表・確認できた情報をもとに作成。閉店日や営業内容については変更される場合があります。

[ 2026年8月24日 ]
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