【大阪】岸和田の宏正印刷が破産 チラシ・パンフレットなど商業印刷、負債約1億円
大阪府岸和田市の商業印刷会社有限会社宏正印刷が、大阪地裁岸和田支部から破産手続き開始決定を受けたことが分かった。決定は2026年9月10日付。
負債総額は債権者71人に対して約1億1572万円。
同社は1982年創業の印刷会社で、チラシやパンフレット、カタログ、ハガキ、DMなどの商業印刷を手掛けていた。ピーク時には売上高約2億3000万円を計上していたが、その後は業容が縮小。2025年11月に事業を停止し、破産申請の準備に入っていた。
1982年創業、岸和田で商業印刷を展開
有限会社宏正印刷は1982年7月創業、1997年5月に法人化された。大阪府岸和田市に本店を置き、法人番号は3120102021094。
チラシやPRパンフレット、カタログ、ハガキなどの商業印刷を主力とし、オフセット印刷のほか、二つ折り・三つ折りなどの加工を施したDMなど幅広い印刷物を手掛けていた。
地元企業や医療法人などからの直接受注に加え、同業の印刷会社からの受注にも対応し、近畿圏を中心に営業基盤を築いていた。
岸和田商工会議所にも印刷業者として登録されていたほか、岸和田市の業務委託指名競争入札参加資格登録業者名簿にも掲載されていた。
売上約2億3000万円から業容縮小
業績面では、2017年4月期に売上高約2億3000万円を計上していた。
しかし、その後は業容が縮小。2024年4月期の売上高は約1億5000万円にとどまっていた。
印刷業界専門媒体によると、紙やインク、人件費などのコスト上昇に対して十分な価格転嫁が進まず、収益面が悪化していたという。
加えて、2023年以降は社内の経営体制が安定しない時期が続いたとされ、その後も業況は改善しなかった。
2025年11月に事業停止、破産申請へ
資金繰りが厳しくなるなか、宏正印刷は2025年11月に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。
その後、2026年8月12日に大阪地裁岸和田支部へ破産を申請。同年9月10日に破産手続き開始決定を受けた。
最終的な負債総額は約1億1572万円で、債権者は71人とされている。
有限会社宏正印刷の会社概要
| 法人名 | 有限会社宏正印刷 |
|---|---|
| 法人番号 | 3120102021094 |
| 所在地 | 大阪府岸和田市 |
| 創業 | 1982年7月 |
| 法人化 | 1997年5月 |
| 事業内容 | 商業印刷、チラシ、パンフレット、カタログ、ハガキ、DMなど |
| 事業停止 | 2025年11月 |
| 破産申請 | 2026年8月12日 |
| 破産開始決定 | 2026年9月10日 |
| 負債 | 約1億1572万円(債権者71人) |
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