【倒産企業続報・長野】神戸製作所が破産 建築・タービン向け金属部品を製造、年商2.4億円から4000万円以下に縮小 負債9700万円
長野県塩尻市の金属製品製造業「(株)神戸製作所」(法人番号2100001015588)が、9月18日に長野地裁松本支部から破産手続開始決定を受けた。負債総額は約9,700万円。
同社は1980年5月設立。建築用金属部品のプレス加工を中心に、タービンブレードなど工業製品向けの部品製造も手掛けていた。2000年4月期には年売上高約2億4,000万円を計上したが、近年は3,000万~4,000万円程度に縮小していた。
建築用プレス部品を主力に工業製品向けにも展開
同社は長野県塩尻市北小野地区を拠点に、金属製品の製造を展開していた。
主力は建築用金属製品のプレス部品で、工業製品に使用されるタービンブレード関連のプレス部品も製造。建設関連分野を中心に、各種工業製品向けの部品供給を行っていた。
地域の事業者情報では金属切削加工業としても登録されており、金属加工を中心に事業基盤を築いていた。
2000年4月期には年売上高約2億4,000万円を計上。しかし、主要取引先からの発注量に業績が左右されやすく、受注の変動に対応することが課題となっていた。
年商2億4000万円から3000万~4000万円へ縮小
新型コロナウイルスの感染拡大以降、建設関連の需要が低迷。ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢の悪化、円安などによる事業環境の変化も重なり、受注は伸び悩んだ。
近年の年売上高は3,000万~4,000万円程度にとどまり、2000年4月期と比較すると約83~88%減少。最盛期の2割に満たない事業規模まで縮小していた。
| 時期 | 年間売上高 |
|---|---|
| 2000年4月期 | 約2億4,000万円 |
| 近年 | 約3,000万~4,000万円 |
| 減少率 | 約83~88%減 |
近年は赤字決算が続き、不足する資金を借入金で補う状況となっていた。しかし、受注の回復には至らず、借入金の返済負担も重くなり、資金繰りがひっ迫した。
事業の立て直しを図ったものの、業績改善の見通しが立たず、事業継続を断念。9月18日に破産手続開始決定を受けた。
神戸製作所の会社概要
| 法人名 | 株式会社神戸製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県塩尻市 |
| 法人番号 | 2100001015588 |
| 設立 | 1980年5月 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 主要製品 | 建築用金属プレス部品、タービンブレード関連部品など |
| 2000年4月期売上高 | 約2億4,000万円 |
| 近年の年売上高 | 約3,000万~4,000万円 |
| 破産開始決定 | 2026年9月18日 |
| 裁判所 | 長野地裁松本支部 |
| 事件番号 | 令和8年(フ)第218号 |
| 負債総額 | 約9,700万円 |
破産債権の届出期限は10月19日。財産状況報告集会などの期日は12月15日午後2時となっている。
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