【新潟】旧西条ベルト商会のNJBが行き詰まり 社名変更1週間後に資金ショート、負債1.1億円
新潟県上越市の伝導部品・機械消耗品販売会社「株式会社NJB」が資金ショートを起こし、経営の行き詰まりが表面化した。事後処理を弁護士に一任しており、負債総額は約1億1,000万円。
法人番号は6110001019304。同社は長年「株式会社西条ベルト商会」の商号で事業を展開していたが、2026年7月17日に現在の「株式会社NJB」へ商号を変更。その7日後となる7月24日、再度の資金ショートを起こした。
なお、商号変更と経営の行き詰まりとの因果関係は確認されていない。
1947年創業、農業と工場の「止められない部品」を供給
同社のルーツは1947年創業の西条ベルト伝導機商会。1974年7月に株式会社西条ベルト商会へ組織変更し、上越地域を中心に農業機械や工場設備向けの伝導部品、消耗品を販売してきた。
取り扱いはVベルトをはじめ、ベアリング、オイルシール、工業用ホース、油圧ホース、コンバインや除雪機向けのゴムクローラーなど幅広い。旧公式サイトでは上越地域で唯一の三ツ星ベルト製品販売代理店を掲げ、Vベルトだけでも1インチ刻みで約400種類を在庫していた。
油圧ホースでは加工技術者を配置し、重機や農業機械で突然ホースが破損した際にも対応できる即納体制を構築。単なる部品販売ではなく、農業や工場の設備停止時間を短くすることを強みとしていた。
日本曹達やJA、上越市など地域の幅広い需要に対応
旧公式サイトには、主要取引先として日本曹達二本木工場、Jマテ.カッパープロダクツ、農研機構上越研究拠点、JAえちご上越、上越市役所などが掲載されていた。
上越市の物品入札参加資格者にも旧商号の西条ベルト商会として登録されており、地元の農業から製造業、公共分野まで幅広い顧客基盤を持っていたことがうかがえる。
一方、コロナ禍では勤務体制にも影響が及び、同社は2023年4月、約3年ぶりに全員が出勤する通常体制へ戻ったことを公表していた。その後も事業を継続していたが、資金繰りの改善には至らず、2026年7月に行き詰まりが表面化した。
現時点で確認できる手続きは、再度の資金ショートと事後処理の弁護士一任まで。破産申請や破産手続開始決定が確認された段階ではなく、今後の法的整理の動向が注目される。
| 法人名 | 株式会社NJB |
|---|---|
| 旧商号 | 株式会社西条ベルト商会 |
| 所在地 | 新潟県上越市 |
| 法人番号 | 6110001019304 |
| 創業 | 1947年 |
| 主な事業 | 伝導部品・機械消耗品の販売、油圧ホース加工など |
| 状況 | 資金ショート、事後処理を弁護士へ一任 |
| 負債 | 約1億1,000万円 |
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