倒産情報

アイコン 【長野】ダイトー商事が事業停止 ペットサプリ「NaXess」製造も、M&A再建かなわず


長野県飯田市の有限会社ダイトー商事が9月14日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。負債は調査中ながら、1,700万円を上回る見込み。

同社は飼料やキノコの培地原料となる米ぬかなどの販売を手がける一方、直近では犬・猫向けサプリメント「NaXess(ナクセス)」の製造も担っていた。

スポンサーリンク
 
 
法人名 有限会社ダイトー商事
所在地 長野県飯田市
法人番号 4100002036697
事業 飼料・米ぬか販売、ペット用サプリ製造など
状況 事業停止・自己破産申請準備
負債 1,700万円超の見込み

飼料・キノコ培地向け米ぬかを販売

ダイトー商事は1993年設立。飼料のほか、キノコ栽培で使用される培地原料向けの米ぬかなどを販売してきた。

しかし、同業者との競争激化や顧客需要の低下から売上が伸び悩み、経費負担も増加。収益が悪化し、資金繰りが厳しい状態となっていた。

ペットサプリ「NaXess」の製造も担当

一方、同社は従来の飼料・原料販売だけでなく、ペット関連商品の製造にも事業領域を広げていた。

犬や猫の排せつ物の臭い対策などを目的に開発されたペット用サプリメント「NaXess」では、ダイトー商事が製造を担当。旭松食品で製造されたおからパウダーを原料に、特殊な培養技術を用いて菌を培養し、製品化する工程を担っていた。

NaXessは、おからパウダーをベースとした犬・猫向けの健康補助食品で、チキン、にぼし、かつおなど複数の商品が展開されている。

なお、NaXessの販売会社は株式会社nagisaであり、今回事業を停止したダイトー商事とは別法人となる。ダイトー商事は同商品の製造元で、NaXessブランドそのものの運営会社ではない。

新たな商品分野へ進出するなかで事業停止

NaXessは2025年から2026年にかけて商品化が進み、ペット向けの新たな商品としてEC販売などが展開されていた。

ダイトー商事にとっても、本業の飼料や米ぬか販売とは異なるペット関連商品の製造を担う新たな取り組みとなっていた。

ただ、こうした新しい事業が進む一方で、本業を取り巻く経営環境は厳しく、競争激化や需要低下、経費増加による収益悪化が続いていた。

M&Aによる再建も実現せず

資金繰りがひっ迫するなか、同社は事業継続に向けてM&Aによる再建も模索した。

しかし、最終的に再建には至らず、先行きの見通しが立たなくなったことから事業継続を断念。9月14日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。

負債は現在も調査中で、1,700万円を上回る見込みとなっている。

 

スポンサーリンク
  

 

 

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧