【徳島】県立高校4校の施設建設を順次公募 科学技術高校は工事費上限7億4580万円
徳島県は10月15日、県立高校4校を対象とする「N-E.X.T.ハイスクール構想」の施設建設事業について、公募型プロポーザルを順次実施すると発表した。対象は徳島科学技術高校、徳島商業高校、脇町高校、海部高校の4校で、このうち徳島科学技術高校のイノベーションラボ建設事業の募集を開始した。
徳島科学技術高校の工事費上限額は7億4580万円。設計費と工事監理費を含む契約上限額の合計は8億2335万円となる。ほかの3校についても、10月下旬から11月中旬にかけて建設プロポーザルを順次公告する予定としている。
イノベーションラボ新設と既存実習室改修
今回公募された徳島科学技術高校の事業では、校内にイノベーションラボ(TIL)を建設する。新施設は地上3階建て、延床面積1400平方メートル以上を基本条件とし、既存施設内の3実習室の改修なども事業に含まれる。
建設手法には、技術提案の審査と価格交渉を組み合わせた「設計交渉・施工タイプ」を採用する。公募型プロポーザルで優れた提案を行った企業グループを優先交渉権者として選定する。
| 費目 | 契約上限額 | 備考 |
|---|---|---|
| 設計費 | 5533万円 | 調査・関連工事の設計費などを含む |
| 工事費 | 7億4580万円 | 3実習室改修、撤去・造成等を含む |
| 工事監理費 | 2222万円 | 改修・関連工事の監理を含む |
| 合計 | 8億2335万円 | 徳島科学技術高校の案件のみ |
事業期間は契約締結日から2029年2月25日まで。参加申込書は2026年11月19日午後5時まで、企画提案書は12月25日午後5時まで受け付ける。選定会議は2027年1月上旬に実施する予定となっている。
国の高校教育改革事業、4校が採択
徳島県の4校は、文部科学省が進める産業イノベーション人材育成などを目的とする高校教育改革促進事業で、2026年6月に改革先導拠点として採択された。
県は高校教育の特色化や魅力向上に向けた施策として同構想を進めており、今回の施設建設もその一環に位置付けられる。
徳島科学技術高校以外の3校では、徳島商業高校、脇町高校、海部高校の順次公告を予定する。各校の工事内容や契約上限額は個別の公告で確認する必要があり、今回示された8億2335万円は4校の総事業費ではない。
県内の建設・設計関連企業にとっては、学校施設の新築・改修に関する複数の公募案件が続くことになる。





