【東京】ChatGPT研修のTSUYOMIHOが破産 婚活アプリ「MITSUKARU」も手がける
東京都足立区でChatGPT研修や婚活イベント支援などを手がけていた「株式会社TSUYOMIHO」は、2026年10月21日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。
同社は生成AIを活用した企業向け研修のほか、婚活・恋活イベント専用アプリ「MITSUKARU」の関連事業を展開。過去にはオンライン婚活支援ツールの開発や、AI婚活アプリに関する補助金事業の採択実績もあった。
ChatGPT研修でDX人材育成を支援
TSUYOMIHOは2019年7月19日に設立された企業で、資本金は1500万円。ChatGPT研修、婚活イベントのコンサルティング、ホームページ制作、Web広告運用などを事業として紹介していた。
ChatGPT研修では、企業や個人を対象に生成AIを業務へ活用するためのプログラムを提供。公式サイトでは、2日間で合計11時間の研修を行い、基本操作から応用事例、オリジナルのチャットボット「GPTs」の作成まで学べる内容を紹介していた。
企業の業務効率化やDX人材の育成を支援する研修サービスを掲げる一方、Web制作や広告運用でもAI技術の活用を打ち出していた。
婚活アプリ「MITSUKARU」も展開 オンライン婚活ツールを開発
同社が手がけていた事業の一つが、スマートフォンを利用した婚活イベント支援だった。
「MITSUKARU(ミツカル)」は、イベント参加者がアプリを使って相手のプロフィールを確認し、会いたい相手へのリクエストや会場内での待ち合わせ、連絡先交換などを行う仕組み。従来の婚活イベントにデジタル技術を組み合わせたサービスとして紹介されていた。
AppleのApp Storeには、同アプリの販売元として「TSUYOMIHO Inc.」が掲載されている。同社はイベント主催者向けにMITSUKARUの導入支援やコンサルティングも行うとしていた。
また、2021年2月にはオンライン婚活イベント向けツール「musubii(むすびー)」の開発を発表。オンラインでの出会いや参加者同士の交流を支援するサービスを展開していた。
ものづくり補助金の第4次締切に関する採択案件一覧にも同社が掲載され、事業計画名は「イベントに特化したAI婚活アプリによる新展開」となっている。法人番号も今回の破産法人と一致する。ただし、補助金の交付額や実際の受給状況は確認できていない。
10月21日に破産開始決定 負債額や破綻原因は未判明
同社は2026年10月21日午後5時、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。事件番号は令和8年(フ)第7302号。
破産管財人には黒澤真志弁護士が選任されており、破産債権の届出期限は2026年11月18日。財産状況報告集会、一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は2027年1月22日午後1時30分となっている。
現時点で負債総額、直近の売上高、詳しい破綻原因は確認できていない。
また、同社の公式サイトや婚活アプリの掲載情報は確認できるものの、破産開始決定後のサービス提供状況、現在の運営主体、事業承継の有無についても確認できていない。
ChatGPT研修や婚活関連事業の業績と今回の破産との因果関係も明らかになっていない。
株式会社TSUYOMIHOの会社概要
| 法人名 | 株式会社TSUYOMIHO |
|---|---|
| 所在地 | 東京都足立区 |
| 法人番号 | 5011801036409 |
| 設立 | 2019年7月19日(会社公表) |
| 資本金 | 1500万円(会社公表) |
| 主な事業 | ChatGPT研修、婚活イベント導入支援、ホームページ制作、Web広告運用(破産前の事業紹介) |
| 関連サービス | MITSUKARU、musubii(過去の開発・事業情報) |
| 破産手続き開始決定 | 2026年10月21日 |
| 裁判所 | 東京地方裁判所 |
| 事件番号 | 令和8年(フ)第7302号 |
| 負債額 | 確認できず |
お住まいの地域・都道府県から最新の倒産情報を確認できます
従業員・取引先・利用者が確認すべき手続きと相談先はこちら





