閉店・閉鎖情報

アイコン 【熊本】フードプラザにしだが10月29日に全4店閉店へ 創業47年、移動スーパーも展開


熊本県八代市で食品スーパーを展開する「フードプラザにしだ」が、2026年10月29日をもって全4店舗を閉店する。同社が10月6日に公式サイトで閉店を発表した。

閉店対象は八代市内の高島店、高田店、日置店、海士江店の4店舗。運営する有限会社にしだは1979年創業で、47年にわたり地域の食料品小売業を手掛けてきた。店舗販売のほか、高齢者などの買い物を支援する移動スーパー「とくし丸」も展開している。

 

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八代市内の4店舗が10月29日に営業終了

今回、閉店が発表された4店舗は次のとおり。

店舗名 所在地 閉店予定日
フードプラザにしだ 高島店 熊本県八代市高島町 10月29日
フードプラザにしだ 高田店 熊本県八代市本野町 10月29日
フードプラザにしだ 日置店 熊本県八代市上日置町 10月29日
フードプラザにしだ 海士江店 熊本県八代市海士江町 10月29日

同社は八代市内の4店舗を営業拠点として、生鮮食品、加工食品、惣菜、日用雑貨などを販売してきた。過去には熊本市南区の城南店も展開していたが、同店はすでに閉店している。

今回の発表では、八代市内に残る4店舗が同日に営業を終了する。閉店後の施設利用や後継店舗については、現時点で確認できていない。

1979年創業、地域密着の食品スーパーとして展開

運営会社の有限会社にしだは1979年8月創業、1986年12月に法人を設立した。資本金は1000万円。本社を八代市に置き、食品スーパーの経営を主力事業としてきた。

同社は「からだにやさしい台所」を掲げ、日常の生鮮食品や生活必需品に加え、有機栽培・特別栽培の農産物、無添加食品、こだわりの加工食品などを取り扱ってきた。

自社サイトでは、季節ごとのおすすめ商品や地域の食生活に関わる情報を発信。地域の生産者、仕入れ先、消費者との関係を重視する食品スーパーとして営業を続けてきた。

移動スーパー「とくし丸」も展開、八代市内3コースを巡回

同社の事業で特徴的なのが、移動スーパー「とくし丸」の運営だ。

公式サイトによると、軽トラックに肉、魚、野菜、惣菜、日用品など約400品目を積み込み、利用者の自宅前まで訪問して販売している。

八代市内では大島・港町、古閑中・本町、古城・麦島などの3コースを設定し、それぞれ週2回程度のペースで巡回してきた。

単に商品を届けるだけでなく、利用者の希望する商品の注文を受ける「御用聞き」や、一人暮らしの高齢者などを対象とした見守り活動も事業の一部として案内している。

公式サイトには八代市との見守り協定についても記載されており、同事業が食品の販売だけでなく、地域の生活支援につながる取り組みとして展開されてきたことが分かる。

ただし、今回の全店閉店に伴い、移動スーパーの運行が継続されるのか、別の事業者へ引き継がれるのかについては確認できていない。

地元の買い物環境にも関わる全店閉店

今回の全店閉店によって、八代市内で長年営業してきた食品スーパーの店舗網が終了する。

食料品の購入先は地域の暮らしに直結するだけに、閉店後の店舗施設の動向や、移動販売の継続状況が注目される。

一方、今回の閉店について、運営会社の倒産や法人の解散が決定したとする発表は確認できていない。閉店理由や従業員の今後の処遇についても公表された情報は確認できず、店舗の営業終了と法人の法的整理は区別する必要がある。

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