≪下地幹郎≫本日天気晴朗なれども波高し!『久米島オーシャンジェット(つむぎ)』本日も欠航します。

≪下地幹郎氏に問う≫「つむぎ」は欠航、政府入りの話は進むのか、まず利用者への責任を果たせ!

船を待つ利用者に必要なのは、政治家の肩書ではない。安心して乗れる船と、確かな運航情報である。
久米島オーシャンジェットの公式サイトは、11月1日の那覇―久米島航路について「点検及び部品交換の為、欠航」と案内している。本紙に寄せられた案内画像では、翌2日も欠航予定となっている。
同社が8月に公表した運休のお知らせには、「代表取締役会長 下地幹郎」とある。経営の責任を負う立場なら、まず向き合うべきは、船を利用する人たちだ。
安全確保のために船を止める判断は必要だ。だが、欠航の一報で経営者の説明責任まで終わるわけではない。
どのような点検と部品交換が必要なのか。再開の見通しはいつ示すのか。予約客への連絡、払い戻し、代替交通の案内は十分なのか。利用者の予定と地域の信用を預かる事業として、具体的に説明してもらいたい。

一方、下地氏をめぐっては、知事選への出馬表明、政策協定を結んでの出馬取りやめ、そして政府要職への登用案と、政治の話が続いている。自民党沖縄県連は10月27日、登用を見送るよう申し入れ、辞退の経緯を含めて取引を疑わせると批判した。

出馬を取りやめた後に、今度は政府のポスト。その経緯に疑問が向けられるのは当然だろう。
ただし、公職選挙法違反や、辞退とポストの交換が確認されたわけではない。西村選対委員長側は、政策合意4項目以外の約束はなく、人事も決定していないと説明している。だからこそ、誰が、いつ、何のために登用を提案したのか、その経緯を明らかにすべきだ。
沖縄のために働くと言うなら、足元の航路を支える責任も、県民の疑問に答える責任も果たしてほしい。
船が止まれば、利用者の予定が狂う。政治の説明が止まれば、不信が膨らむ。
下地氏よ。政府の椅子をめぐる話より先に、利用者と県民に示すべきものがある。
「つむぎ」の運航にも、自らの政治行動にも、説明責任の欠航は許されない。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次





