≪沖縄を前に・第三弾≫古謝知事、遺族との面会を出発点に――「検討中」で、子供の命は守れない!
遺族に会った。その一歩は評価する。だが、問われるのは、その先だ。
10月17日、武石知華さんの両親と面会した古謝玄太知事。遺族が求めた安全管理の実態把握とガイドライン整備を、面会当日だけの話にしてはならない。
「検討します」は、回答の入り口であって、仕事の完了ではない。
誰が調べ、いつまでに対策をまとめるのか。船に乗せる前の確認、悪天候での中止判断、緊急時の対応。その責任を曖昧にしたままでは、立派な指針を作っても紙で終わる。
スポンサーリンク
平和を学ぶ。その目的がどれほど大切でも、安全確認を省ける理由にはならない。子供が無事に帰ってこそ、修学旅行である。
前県政の対応も、記録に基づいて検証すべきだ。知事の交代は、行政の責任を消す消しゴムではない。
古謝知事には、担当と期限、実施状況を示していただきたい。
献花で悼み、面会で聞いた。その思いを、今度は仕組みに刻め。
遺族に同じお願いを繰り返させない。それこそが「寄り添う」県政の仕事だ。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次
スポンサーリンク





