慰安婦像の前にひざまずいて贖罪(しょくざい)する日本の安倍晋三首相を表現した彫刻が8月に公開されるという話が伝えられている。
ネット上には製作の意図に共感する人々がいる一方、日韓外交関係に否定的な影響を与えるという懸念も出ている。
韓国自生植物園は8月10日に江原道平昌郡五台山のふもとで「永遠の贖罪」(A heartfelt apology)と題した彫刻を一般公開する。
同植物園が26日に明らかにした。
同植物園は2003年に山林庁の指定第一号となっており、映画やドラマの撮影場所にもなっている。
高さ1.5メートルの座っている少女像の前に、身長180センチメートルの安倍首相の像がひざまずいて謝罪しているという作品。
作品を製作した彫刻家ワン・グァンヒョンは「贖罪を知らない日本は作品のようにぬかずいて、我々がもういいと言うまで贖罪してはじめて許しを考えることができる、ということを形象化した彫刻だ。安倍首相は植民地支配や慰安婦問題に対する謝罪を回避するという正反対の行動をしていることを刻みつけ、反省を促す作品だ」と語っている。ワン・グァンヒョンはまた、「作品の題名は小説家の(左巻きの)趙廷来が決めた」とも明らかにしている。