アイコン 未接種者の重症化率4%と高い 追加接種でオミクロン70%感染抑止効果


隣国の防疫対策本部は今年4月初めから12月初めまでの8ヶ月間の感染者36万人を分析した結果、未接種感染者の重症化率は4%、未接種者の感染者100人のうち4人が重症者になるという。
一方、2回目接種完了者の重症化率は0.8%、ブースター接種(追加接種)完了者の重症化率は0.3%とさらに低かったという。
特に75歳以上の未接種者の重症化率は26.8%に達し、
2回目接種完了者は7.4%、
ブースター接種者は0.6%と大幅に低くなっている。
2回目接種まで終えれば、重症化率は未接種者より4分の1に減り、ブースター接種をすればさらにその12分の1に下がることになる。

(ただ、ワクチンの有効期間との関係では捉えられていない。 隣国の場合は有効率および有効期間ともに低いAZ製を高齢者に対して主に接種している。追加接種においてはファイザーかモデルナ製を接種している。60歳以上において、AZ製を接種し4ヶ月経過した人と未接種者の感染率は変わらないという。また、隣国の場合、高齢者の重症化率が高く、一般論では論じ得ないところもある。英国研究機関の発表ではファイザー製も5ヶ月後にはほぼ半減、6ヶ月後には42%まで有効率は下がるという)

17歳以下の未成年者が感染した場合、入院率は16%と高くなっている。今月11日現在の未成年の重症者は14人おり、何れも未接種者。隣国の場合17歳以下の接種が遅れていた。

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英国での研究発表によると、ブースター接種はデルタ株に90%以上、オミクロン株に対して70%以上の感染予防効果を示しているという。
以上、

オミクロン株では、追加接種しても30%が感染する可能性がある。5000万人接種すれば1,500万人に感染リスクがある。ただし、重症化リスクは下がる。もともと重症リスクは少ないとされるオミクロン株、だが、高齢者等体力脆弱者に対する影響はどこの研究機関もこれまでどおり発表しない。
サーキットブレーカー発動により、現状ウイルスがあちこちに存在する状況を変えるために、感染者の絶対数を減らす必要がある。でなければリスクの30%層に感染は拡大し続けることになる。隣国版GoToキャンペーンは4人グループまでとし開催継続中のようである。


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隣国のワクチン接種完了者数と率および月別

2/26開始

累計完了数

完了率

月接種完了数

経過月

3月末

24,421

0.1%

24,421

8ヶ月

4月末

257,212

0.5%

232,791

7ヶ月

5月末

2,220,000

4.3%

1,962,788

6ヶ月

6月末

5,140,000

10.0%

2,920,000

5ヶ月

7月末

7,230,000

14.1%

2,090,000

4ヶ月

8月末

15,850,000

30.9%

8,620,000

3ヶ月

9月末

25,760,000

50.2%

9,910,000

2ヶ月

10月末

38,700,000

75.4%

12,940,000

1ヶ月

11月末

41,011,415

79.9%

2,311,415

 

1218

42,024,307

81.8%

1,012,892

 

 

12/16日現在

18歳以上

92.5%

 1217

2,768,836

60歳以上

92.7%

 11歳以下

4,441,020

人口

51,370,000

追加接種 12月18日現在

追加接種数

人口比

18歳以上

60歳以上

 

10,954,877

21.3%

24.8%

54.8%

60歳以上の高齢者人口:約1300万人

2回接種完了内訳

ワクチンメーカー

接種数

構成率

接種完了の4ヶ月後から追加接種

アストラゼネカ製

11,064,958

26.3%

ファイザー製

22,905,887

54.5%

モデルナ製

6,547,103

15.6%

J&Jヤンセン製

1,506,359

3.6%

 

[ 2021年12月20日 ]

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