アイコン 早く引き揚げてくれ!(第11大栄丸)

農水省副大臣 近藤基彦

巻き網漁船第11大栄丸(135トン・生月町館浦漁協組合所属・金子源吉組合長(KTN長崎テレビ社長で金子原二郎(長崎県知事)の実兄)の沈没事故から今日で5日が経つ。未だに乗組員12人の行方は不明のままだ。海底に沈む第11大栄丸の映像がテレビに映し出されていたが、行方不明となっている乗組員12人の家族の気持ちを思うと心が痛い。1日も早く第11大栄丸が引き揚げられ、家族が待つ生月の地に帰ってくる日が待たれる。

「早く引き揚げてくれ!」と叫ぶ海の底からの不明者の悲痛な叫び声が大栄水産の本川廣義社長にも聞こえているはずである。15日、現地で行方不明の乗組員家族と面会 した農林水産省の近藤基彦副大臣は船体引き揚げに前向きな姿勢を示したが、その後、近藤基彦副大臣側に某筋から「船体引き揚げにはあまり言及しないよう に」との圧力が掛かったのではないかとの情報が現地では囁かれている。揚げれたはずの蛭子丸さえ引き揚げない金子一族が支配する生月では何があっても不思議ではない。
しかし、そんな理不尽な圧力に反発したのか、近藤基彦副大臣はテレビ会見で「いかなる方法を使っても船体は引き揚げる」と明言している、政治家ならこうあるべきである。

海底に沈む大栄丸

本来なら、館浦漁協組合長の金子源吉か長崎県知事に成りすましている金子原二郎が現場に行って船体引き揚げを関係省庁や関係団体に指示し、不安で夜も眠れない行方不明者の家族を励ますのが本来のあるべき姿である。
館浦漁協組合長の金子源吉など金儲けに忙しいのか
事故発生以来、館浦漁協組合長として何の説明責任も果たしていない。あの蛭子丸事故を教訓にさえしていない人でなしである。
そ れどころか、本誌に入る情報では金子一族は船体引き揚げの妨害をしてるんではなかろうかとの怖い未確認情報まで届いてい る。県庁移転や原爆病院と長崎市民病院の移転とか利権に絡む地上げ案件ではやけに張り切る地上げ屋ゲンちゃんも、蛭子丸など海底に沈む遺体や船体を引き揚げ られては、とんでもない拙い事や不都合な事でもあるようである。【記事:長崎浪人・中山洋二】

[ 2009年4月19日 ]
この記事の関連記事
スポンサードリンク
スポンサードリンク