泡瀬(あわせ)干潟埋め立て事業中止!
日本中で注目され、批判された長崎県の諫早干拓工事でさえ、防災だとか営農による食料自給率アップだとか、それらしい屁理屈が付いていたが、泡瀬干潟の埋め立ては、その屁理屈さえ整合性がない。
泡瀬干潟の埋立工事が中止になっただけでも、民主党による政権交代の意義は大きい。
泡瀬干潟 前原担当相 沖縄市長に埋め立て中断など伝える
10月4日19時31分配信 毎日新聞
http://www.ne.jp/asahi/awase/save/syasinkantop.htm(泡瀬干潟写真館)
前原誠司国土交通・沖縄・北方担当相は4日、沖縄市で東門(とうもん)美津子市長と会談し、同市沖で進む泡瀬(あわせ)干潟埋め立て事業について1期工事の中断と2期工事中止の方針を伝えた。東門市長は1期工事の推進を求めたが、前原氏は「本当に必要な事業なのかどうか」と採算性と必要性に強い疑念を表明し、再考を促した。
同事業は国と県が泡瀬沖約200メートルの海約187ヘクタールを埋め立て、県と沖縄市が約130ヘクタールを買い取ってホテルや観光商業施設を誘致する計画。埋め立て事業費は約489億円で、泡瀬干潟約266ヘクタールのうち、約2割が消失するとされる。
民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)の土台となった「09年政策集」で同事業を「環境負荷の大きい公共事業」と位置付け、08年にまとめた「沖縄ビジョン」では「1期中断、2期中止」を明記。前原氏は就任直後、中断方針を明言している。【西田進一郎、三森輝久】
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