アイコン 米トランプ大統領のロシア側への機密情報漏洩問題 大統領の絶対的権限と

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<火消しに躍起>
米国のトランプ大統領が、ロシアのラブロフ外相や駐米大使との会談の際に高度な機密情報を漏らしていたと米ワシントンポスト紙が複数の政府高官からの情報として報道したことを受け、会談に同席していたティラーソン国務長官は15日、スパイサー大統領報道官を通した声明で、トランプ氏は両氏との会談で「広範な話題」を協議したと説明。具体的な脅威についての話題も含まれていたが、「情報源や情報収集方法、軍事作戦については話し合っていない」と述べた。

同じく同席したパウエル大統領次席補佐官もスパイサー氏を通し、同紙の記事は「うそ」だと断言。大統領は米ロ両国が直面する「共通の脅威」について話しただけだと主張した。
マクマスター大統領補佐官も記者団に「情報源や情報収集方法は決して協議されず、すでに公表されている以外の軍事作戦が明かされることもなかった」と語った。

トランプ氏が機密情報を漏らしたとの報道をめぐっては、野党・民主党だけでなく、与党・共和党からも「事実とすれば大問題だ」と懸念する声が上がっている。

複数の政府高官の話として伝えたところによると、トランプ氏が漏らしたのは、「『イスラム国』の支配地域で活動する同盟国の諜報機関が脅威を察知した具体的な町の名前など」としているが、会談に同席したマクマスター大統領補佐官は報道について「誤報だ」と否定した。

<トランプ本人は>
 これに関連し、トランプ大統領は16日ツイッターで、「私は大統領の絶対的な権限として、ロシアとテロと航空の安全に関係する事実を共有したかった。ロシアが『イスラム国』及び、テロとの戦いに更に力を入れて欲しい」などとロシアへの情報の漏えいを認めたとも受け取れる内容をコメントした。

情報を提供した同盟国の許可なく、情報を同盟国以外に漏洩させた場合、提供国の諜報機関員や町が危険に晒されるおそれがあり、同盟国以外に情報提供するときには提供国の許可が必要という先立つ常識、不動産屋のトランプは政治の世界は無知、知らなかったのだろう。

コミーFBI長官が、大統領選中のトランプとロシアとの関係を調べていることから首にし、その後も情報をマスコミに流さないようにツイッターで釘を刺した。首になったコミー氏は議会の公聴会へ出席要請も断り沈黙している。

<共和党重鎮、少し静かにしろ>
米共和党のミッチ・マコネル上院院内総務(ケンタッキー州)は16日、トランプ米大統領に起因する「騒動が減る」ことを望んでいると発言した。

ロシア・プーチンと仲良くしたい米トランプ、トランプの猥褻画像を保有しているというロシア諜報機関、関係修復どころか、ユダヤ教徒の娘の意見を取り入れ、ロシアの同盟国シリアへトマホーク59発を撃ち込み、関係は最悪の状態に・・・。

首にした後の人選も決めず、感情でコミー長官を更迭したのは、FBIがそれなりの情報を持ち、水面下で捜査している情報を察知したことによるものと見られる。
トランプ一家の指示命令系統の絶対化、家族でホワイトハウスは一色になりそうだ。
 

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[ 2017年5月17日 ]

 

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