アイコン 防衛省、超高度迎撃ミサイルSM3-2Aの陸上配備型を開発して配備へ

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迎撃システムは、PAC3では射程高度15キロ、THAADで150キロ、SM3-2Aで1000キロ。

日本は、PAC3を日本海側や首都圏に張り巡らせているが、守備範囲は非常に狭く、失敗したら被害甚大。米国から例のごとく売りつけられたもの。

SM3ブロック2Aは、日米で共同開発されているイージス艦(=ミサイル駆逐艦)搭載迎撃ミサイルSM3の発展型であるが、これまでに試験が2回行われ1回成功している(今年2月の初試験で成功、7月の試験で失敗)。

1、防衛省幹部は16日夜、2018年度予算の概算要求で、迎撃ミサイルSM3ブロック2Aの陸上配備型の迎撃システム「イージス・アショア」導入に向けた設計費を計上する方針を明らかにした。北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射を受け日本の迎撃網を強化する。

こうした方針を17日の日米外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)などで米側に伝える。
2、また、宇宙状況を監視するレーダー整備の費用も盛り込む。関連部隊を航空自衛隊に設置する。宇宙関連の部隊創設は初めてとなる。

3、それに加え、中国やロシアが開発に力を入れる最新鋭機ステルス機に対応し、次世代レーダーの開発にも着手する。来年度は196億円を計上する。

以上、
日本は、貿易黒字問題から、常に米国から戦闘機なりミサイルなりを言い値の高値で買わされている。そのため自主開発が大きく遅れている。開発力は、米国含む世界中の先進国からハッカーしたり、旧ソ連やロシアから盗んだりしている中国や韓国の足元にも及ばない。

政府は防衛予算を増加させているが、増加させることにより、米国からの購入予算の拡大を招き、自主開発につき、自ら首を絞めている。限られた予算により、自主開発の道が開ける。
また、日本の軍事企業に対する兵器開発の予算付けもデタラメ過ぎる、外国に売るにも高すぎてどこの国も買ってくれない現実に直面している。誰の腹も痛まない税金を使用した護送船団方式による弊害を露呈させている。また、フィリピンやベトナムにプレゼントでもしようというのだろうか。

SM3-2Aにしてもほとんどが米国製であり、日本の技術導入価格は総価格の1%未満だろうか。日本は、ロケットを打ち上げ、人工衛星を正確に軌道に乗せる技術を有しながら、迎撃ミサイルすら開発してこなかったのは、米政府の意向の結果なのだろうか。
宇宙軍の最終目標は、ICBMが大気圏外に到達した時点で、撃墜・破壊する軍事攻撃衛星の構築だろうか。

迎撃ミサイル
 
PAC3
THAAD
SM3-2A
射程
15~20km
200km
2000km
最大高度
15~20km
40~150km
1000km
弾頭速度
M5
M7(2,500m/秒)
 
 
陸上型
陸上型
イージス艦
・THAADは1セット1000億円と高額なため、現在、日本は日米で共同開発に当たっているSM3-2Aを陸上型にして、配備する計画を有している。
 
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[ 2017年8月17日 ]
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