アイコン 小野寺防衛大臣の嘘?

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北朝鮮は29日午前5時58分ごろ同国西岸の順安(スナン)から北東方向に弾道ミサイル1発を発射した。約2700キロメートル飛行して北海道の襟裳岬上空を通過、午前6時12分ごろ襟裳岬の東約1180キロメートルの太平洋上に落下した。
自衛隊は迎撃しなかった。
日本領域への落下物や、付近を航行する航空機や船舶への被害情報は現時点で確認されていない。

北朝鮮の弾道ミサイルは約14分間飛行し、北海道の渡島半島から襟裳岬にかけての上空を約2分間で通過したとみられる。
落下地点は、日本の排他的経済水域(EEZ)外。事前通報はなかった。

小野寺五典防衛相は記者団に、最高高度は約550キロメートルと説明(韓国軍が発表している)。北朝鮮が5月14日に発射した中長距離弾道ミサイル「火星12」と同型の可能性に言及した。「今回は、(ロフテッド軌道ではなく)通常の軌道で撃たれたものと推定している」と述べた。

小野寺防衛相は、自衛隊による弾道ミサイルの破壊措置は「実施していない」と語った。
上空を通過した地域で、海上自衛隊のP1哨戒機などが安全状況を確認しているとも明らかにした。「自衛隊の各種レーダーで発射を確認していたが、わが国に向けて飛来する恐れがないと判断した」と説明した。

以上、報道参照
迎撃しなかったのは、実際は、日本海に展開するイージス艦からSM3を発射して、失敗した場合の足元を見られるリスクを先行させた判断だと見られる。

小野寺防衛相が述べたように、実際に、自衛隊が、日本へ向けて飛来する恐れがないと判断したとするならば、レーダーとシミュレーション装置に欠陥があると見られ、とんでもない事態である。日本に着弾したとしても、発射から数分(10分以内)しかなく、対応が遅れ、何をもってしても迎撃など不可能である。
小野寺防衛相はまじめな顔して嘘つくまことから騙されやすく怖い。

PAC3の射程は25キロ程度、国土着弾やミサイルのブースター残骸の国土落下が判明した場合のみ使用できるもの。PAC3は全国各地に配備しているが、国土を脅かす最終段階での使用となる。

自衛隊が配備計画を持つ、新規開発の陸上型イージス・ミサイルのイージス・アショアにおいて、日米で現在、共同開発中の最新迎撃ミサイルSM3ブロック2aを、早期に命中確率を飛躍的に高め、配備しない限り迎撃は無理。
SM3ブロック2aは、2月は成功し、6月は失敗している。現在のところ2回実験で確率50%。

これまでの米国から高い兵器ばかり交わされ、専守防衛における、迎撃ミサイルを本腰で開発してこなかったツケがここに来て露呈している。(迎撃ミサイルの開発は、誘導装置の変更で地対地ミサイルとして、専守先制攻撃にも対応可能な優れものなのに・・・)

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[ 2017年8月29日 ]

 

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