イージス艦など軍船は、衝突を前提にしておらず、ミサイル駆逐艦(=イージス艦)の「フィッツジェラルド」 (8300排水トン、31ノット=時速57キロ) も高速走航を可能にするため、鋼板類は薄く、機能重視の厚さに設計されているという。

そのため、衝突などの衝撃に弱く、衝突場所も運悪く、航行もできなくなるほど大破、曳航され横須賀に帰港している。
当イージス艦は、横須賀を母港とする空母ロナルドレーガンの打撃艦隊の一隻で、北朝鮮との緊迫した状況下、重要な任務も有し、海軍は同船が基本的な航行ミスを犯しておりカンカン。

軍船であっても通常走航の場合、操舵室の機器類により、自動的に近くにいる船舶について、その船舶の大きさや進路および、衝突の危険性をアラームなりで知らせるシステムはないのだろうか(スイッチを切っていたら別だが・・・)。SM３の迎撃ミサイルも搭載し、非常に高度なレーダーも搭載している。

同船は兵装に多くの砲弾、魚雷、各種ミサイルを搭載しており、もっと打ち所が悪く、最悪の事態に至らなかっただけましだったかもしれない。