アイコン ならず者金正恩、グアム封じの序幕と  中国の貿易制裁

スポンサード リンク

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は30日、金正恩朝鮮労働党委員長が米韓合同軍事演習への対抗措置として29日に中距離弾道ミサイル「火星12」の発射を指揮したと報じた。
KCNAによると、金委員長は「実戦のようなこの弾道ロケット発射演習は、太平洋における朝鮮人民軍の軍事作戦の第1段階であり、グアム封じ込めに向けた意味ある序幕だ」と述べた。

<中国の貿易制裁>
北朝鮮の貨物船複数が中国から北朝鮮の港湾都市南浦に向かっており、大半の船は最大積載状態にある。
北朝鮮が国際社会の批判を受けながらもミサイル発射実験を続けていることを受け、中国は2月26日付で北朝鮮からの石炭輸入を全面的に禁止した。
関係筋によると、中国の税関当局は4月7日、北朝鮮からの石炭貨物を返還するよう国内商社に命じた。
複数の貨物船が中国から北朝鮮の南浦港に向かっている。
以上、ロイター参照

石油製品が国連制裁にかかっておらず、米国は独自に中国・ロシア・シンガポールの企業や個人を制裁に科し、日本も追随した。しかし、中国からは強烈な批判を受け、ロシアは北方領土問題もあり、米国に追随していない。(来月、露ウラジオストックで会合)

しかし、ロシア側から、膨大な量の石油製品がロシアからや中国経由で輸出されており、戦闘機やミサイルの燃料には不足しない状態。また、石炭は中国へ輸出するほど採れ、燃料にも困らない。元々自給自足経済が成立しており、不作や災害での食糧問題は抱えているが、生活は維持できる体制にある。こうした状態でもまだ多くの国々が北朝鮮と国交を有している。
北朝鮮はロシアへ大量の労働者を派遣している。しかし、ロシアはオバマ時代にウクライナ問題により、ロシアに対して強烈な貿易制裁を実施・継続しており、基本親露の米トランプもこれ以上の強烈な制裁は行わない動きになっている。

 今や中東問題がかすんで見えるほど、北朝鮮問題が世界に緊張をもたらしている。ただ、欧州にとっては他山の石、成り行きを見守るばかりだ。

<世界を揺るがす ならず者のまだ33歳の金正恩>
金正恩

 

スポンサード リンク
[ 2017年8月30日 ]

 

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ