アイコン 全日空子会社元社員数億円の荒稼ぎ 使用済み株主優待券転売

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全日空子会社の社員が、使用済みの航空運賃が半額になる「株主優待券」をチケットショップなどに転売して、数億円を不正取得していたとして、当該の社員を懲戒解雇していたことがわかったと報道されている。

航空運賃が半額になる株主優待券は、当時、使用時にカウンターなどで回収したあと、券の番号をシステムに入力することで二次使用を防ぐ仕組みになっていたが、一部で処理が徹底されていなかったという。

元社員は、これを悪用して使用済みの優待券の転売を繰り返していたということで、不正に得た利益は数億円にのぼったと見られている。

全日空はその後、使用済みの優待券に穴を開ける措置をとったほか、入力する番号をスクラッチを削らなければ見えないようにして、使用済みかどうか一目でわかるように変更したという。

全日空では、内部調査で2年前に不正使用・不正転売が判明、この元社員を懲戒解雇したが、本人と示談が成立したことや、ほかに不正の広がりが確認されなかったことなどを理由に不正を公表していなかった。

以上、報道参照

来年の株主総会で、被害額と示談額が追求させるものと見られる。

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[ 2017年12月25日 ]

 

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