アイコン 沖永良部島沖海底 熱水鉱床に金銀ザクザク/JOGMEC

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独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、鹿児島県奄美群島南西部に位置する沖永良部島沖の海底で金や銀、鉛などの鉱物を含む海底熱水鉱床が新たに見つかったと発表、今後、鉱石の全体量や金属の資源量を詳しく調べる。
JOGMECでは、「国内の他の海底鉱床より金、銀の含有量が多く魅力的な鉱床」としている。
調査は経産省の委託を受け、2016年11月〜2017年2月に実施。水深1100メートルの海底で、長さ300メートル、幅100メートルの範囲で熱水を噴出する現場を、無人探査機を使い確認した。
鉱物が冷えて沈殿した煙突状の構造物「チムニー」も多数発見。最高220度の熱水を噴出する高さ約30メートルの巨大チムニーもあり、一定期間活動を続けている鉱床とみられる。同島の洞窟「銀水洞」にちなみ「銀水サイト」と名付けられた。

採取した鉱石の分析では、鉱石1トン当たり金13.6グラムが含まれ、これまでJOGMECが沖縄本島沖などで発見した5ヶ所の鉱床よりも含有量が多いという。レアメタル(希少金属)のガリウムも微量ながら検出した。

海底の鉱床から鉱石を大量採掘する技術は開発中で、JOGMECは今夏、鉱石をポンプで吸い上げる試験に世界で初めて成功。国は20年代半ばに鉱石の採掘事業開始を目指している。
以上、
是川銀蔵で有名な別子・住友金属鉱山の菱刈鉱山(鹿児島県北部・熊本県との県境近く)は約50グラム/トンと世界有数の金鉱山。

<銀水サイトで採取した鉱石の品位分析>
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[ 2017年12月26日 ]

 

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