アイコン 北朝鮮、韓国ペンニョン島奇襲攻撃用アクッション艇基地新建設 日本は・・・

北朝鮮が、ペンニョン島を30分以内に奇襲攻撃できる西海(黄海)北方限界線(NLL)近くのエアクッション艇基地建設を加速していることが分かった。
 
米国防情報局(DIA)分析官を務めた経験がある北朝鮮情報の専門家ジョゼフ・バミューダス氏は5日(現地時間)、米戦略国際問題研究所(CSIS)の北朝鮮専門サイト「ビヨンド・パラレル」への寄稿記事で、平壌から南西へ135キロ離れた黄海南道甕津郡延峰里に北朝鮮がエアクッション艇基地を建設していると指摘した。
延峰里は、西海NLLのすぐ北で、ペンニョン島からわずか40キロほどしか離れていない。
 
北朝鮮のエアクッション艇は最高速度が100キロに達するため、30分以内にペンニョン島を攻撃できる。
これまでペンニョン島に最も近かった黄海南道古岩浦のエアクッション艇基地より、さらに10キロほど近い。

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延峰里基地は、西海が陸地側に入り込んだ湾を基準として、東岸と西岸の両方に分けて建設されている。エアクッション艇を保管する格納庫や本部、兵営、支援施設などから成っており、計54隻のエアクッション艇を収容できる。この基地は来年中に完成するものとみられる。近くの延坪島では、北朝鮮の砲撃に対する備えは2010年の砲撃合戦時より大幅に強化された。当時、6門に過ぎなかった海兵隊のK9自走砲は約40門に増え、新型多連装ロケット(MLRS)「天舞(チョンム)」も数門が固定配備している。

韓国国産の短距離ミサイル「天舞」は、最大80キロメートル離れた標的を狙って12発の高爆弾を連続射撃できる。
既存のMLRS(「九龍」)より射程距離が長く、破壊力も優れ、延坪島の向いの黄海道海岸に密集した北朝鮮軍の長射程砲を無力化する核心兵器とされる。

北朝鮮の空気浮揚艇「キラー」と呼ばれる2.75インチ(70ミリ)誘導ロケット「匕弓(ピグン)」も配備されている。車両に搭載された2つの発射装置から一度に40発の誘導ロケットが発射できる。最大8キロメートル離れた所から接近する海上の標的を同時に捉え、破壊できるシロモノ。

なお、北朝鮮は黄海上38度線の北側に設定されているNLLラインを認めておらず、過去から紛争現場となっている。
以上、朝鮮日報参照

<韓国の武器開発力は日本の数段上>
日本は金があるから、米国と貿易摩擦問題を抱えていることから、高価な米国製武器を多用している。
しかし、韓国は、金のない時期にも北朝鮮と対峙しており、高価な米製武器購入より、国産化を図ってきた。その手段は世界から輸入できる米製より安価な武器を購入したり、それを解体して模造品を開発してきている。ソビエト崩壊では解体の憂き目のソ連製攻撃用ミサイルをこっそり国内移送し、模造品を作り上げ、さらに精度を挙げ量産化にも成功している。

韓国はロシアのロケットを利用し人工衛星を打ち上げしている。ただ、小型ミサイルは購入したり、解体・模造してミサイル開発してきたものの、人工衛星を打ち上げるだけの技術力はなく、現在でも開発中。
ただ、韓国はすでに射程3000キロの国産巡航ミサイルを保有している。そうした技術力は迎撃ミサイルさえ開発してこなかった日本より韓国方が上だ。

金に困らなければ知恵は出てこない、生産性向上や新技術開発など停滞するのは必然、日本企業の技術開発力や生産性の低迷は、国の企業に対する過保護に起因しているとも言える。それは即票につながる政治そのものに原因がある。

日本は基礎体力をつけるためにも、公共投資予算をほんの少しだけでも、これまで補助金を減らし続けてきた大学や研究機関の研究開発費に回せないものなのだろうか。票だけの現世主義では日本の先は見えてこない。

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[ 2018年2月 7日 ]

 

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