アイコン 米国務省ジョセフ・ユン対北朝鮮政策外交の司令塔辞任へ

 

 

米国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表(6ヶ国協議主席代表/韓系米人)が、個人的な理由により3月2日付で退任する見通しと報道されている。

米朝関係を巡っては、北朝鮮が対話に前向きな姿勢を示唆し始めている。
国務省のナウアート報道官は声明でユン氏の退任を発表。ティラーソン国務長官が「ユン氏の決定をしぶしぶ受け入れた」ことを明らかにした。
ユン氏は北朝鮮との対話路線推進者、理由は韓国にいる23万人の米人と日本にいる米人の安全が担保されないことからとしていた。ただ、同胞意識も根底にあるものと見られていた。
ティラーソン長官の対北朝鮮政策はユン氏のバックヤードがあって実現していた。

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ユン氏は2016年、オバマ政権下で北朝鮮担当特別代表に就任した。北朝鮮当局に拘束された米国人学生オットー・ウォームビア氏を解放するために昨年6月に訪朝している。

ユン氏はCNNで「このタイミングでの退任は、完全に自分自身の決定だ」と述べた。ただ、退任理由に関するロイターの電子メールでの質問にはコメントを控えた。

韓国の文在寅大統領は、米国と北朝鮮に対し、対話実現に向けて譲歩するよう要請。トランプ米大統領は、北朝鮮との交渉は適正な状況下のみで行うと述べている。

過去に米国防副次官補(東アジア担当)を務めたエイブラハム・デンマーク氏は、ツイッターで、ユン氏の退任が「重要な時期にある米政府にとって非常に大きな損失となる」との考えを示した。
以上、

2月5日、米韓6ヶ国協議首席代表協議のために訪韓したジョセフ・ユン国務省北朝鮮担当特別代表(韓国系米人・北朝鮮も同胞である)は、韓国政府および学界の人々に会い「ペンス副大統領は、いかなる契機の米朝対話にも関心がない。意味ある出会いが実現する可能性は0%」と釘をさしていたという。

しかし、現実はペンス副大統領が、北朝鮮側に会談を申し入れ、一旦は了解されたものの、会談2時間前に突然キャンセルになり、それ以降、会談という戦利品をなくし、コケにされたペンス副大統領が北朝鮮側を無視したレセプションでの行動となった。
(金正恩が妹の与正とペンス副大統領との会談を一旦了承したものの、与正の発言に問題が生じた場合、取り返しがつかなくなり、急変して会談を取り止めさせたとされる)

結局、
北朝鮮問題は、ホワイトハウスの親分がそのときの気分や文在寅の意見を受け入れコロコロ方針を変え、南北対話ではその成果までも自分のものにしようとする米トランプ、外交を担当する国務省は無視され続けられており、ジョセフ・ユン氏もこれではやってられないとして辞任するものと見られる。そうしたホワイトハウスの親分に心底追随する大好き人間もいる。

米紙ワシントン・ポストは、ホワイトハウスが国務省を軽視する態度への不満が省内で広がっていることがユン氏の辞任の背景にあると指摘している。
トランプはせっかく対話路線に舵を切ったが、その現場での司令塔がいなくなった。
 

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[ 2018年2月28日 ]

 

 

 

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