アイコン 米トランプ 鉄鋼関税はペンシルバニア選挙対策?

 

 

トランプ米大統領が先週打ち出した鉄鋼・アルミニウム関税について、与党共和党内でその内容を制限する方法が模索されているという。
一方でエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)を含む民主党の重鎮が関税支持に回るなど、事態は複雑化の様相を見せている。

11日にはウォーレン氏が、トランプ氏の判断を歓迎する一方で、一部の共和党上院議員が反対の声を上げるなど、貿易政策をめぐる奇妙な対立が露呈されている。

現在ペンシルバニアでは下院議員の補欠選挙が行われている。同地は大統領選で保護貿易を訴えたトランプがクリントンに対して20%の差をつけ大勝した地であるが、世論調査では共和・民主の候補が接戦だという。

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こうしたことから、トランプは10日、同地を訪れ応援演説、まさか、ペンシルバニアの選挙対策に鉄鋼の25%関税案に署名したわけではあるまいが、鉄鋼産業はペンシルバニアの主力産業だ。8日の同署名式には鉄鋼会社の従業員たちも招待して行われると報じられていた。

同演説で自慢話も<平昌冬季五輪の成功は自分にあり>
韓国の平昌冬季五輪に触れ、大会の成功は、トランプ氏の功績とたたえた韓国の文在寅大統領の発言を紹介した。
「文大統領は、トランプ氏抜きでは大会は全面的な失敗だったろうと語った」とし、「それは確かに真実だ。そう言っても良いだろう」と指摘。
「核攻撃を受ける事態も予想される中で五輪のチケットを売るのは少々難しい」と続けた。
また同五輪に合同チームを結成するなどして臨んだ韓国と北朝鮮の結束を称賛。「北朝鮮の参加を見るのはとても良いことだった」とし、「素晴らしい結束もあった。実際、素晴らしい出来事だった」と語った。

 

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[ 2018年3月12日 ]

 

 

 

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