アイコン 民主党候補勝利確定 米東部ペンシルバニア下院補欠選挙 民主へ雪崩現象か

 

 

米東部ペンシルバニア州の下院議員補欠選挙、米トランプが先の大統領選でクリントンに対して20%の差を付け圧勝地、同州の基幹産業の鉄鋼に関税までかけ支援した結果、それでも負けた。

今年11月のアメリカ議会の中間選挙(下院全員改選/上院1/3改選)を占う前哨戦として注目された東部ペンシルベニア州の連邦議会下院の補欠選挙は、大接戦の末、与党・共和党の候補者が敗北し、トランプ政権にとって打撃となる。トランプ大統領は現地で支援の大演説会を開催するほど熱を入れていた。

開票の結果、野党・民主党のコナー・ラム候補(33歳/弁護士)の得票が、与党・共和党のリック・サコーン候補の得票を僅かに上回る大接戦となり、両陣営が再集計を求めるかどうかに関心が移っていた。

こうした中、共和党のサコーン氏は21日発表した声明で、「敗北を認める」として、票の再集計などを求めない考えを明らかにし、民主党のラム氏の勝利が確実になった。

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かつて鉄鋼業などが栄えていたペンシルベニア州は、トランプ大統領の熱狂的な支持層である白人労働者が多く、おととしの大統領選挙を勝ち抜く原動力となった地域。
トランプ大統領が今月、鉄鋼製品などに高い関税を課す異例の輸入制限措置の発動を指示したのは、今回の選挙を意識したためだった。

昨年12月の米南部アラバマ州の上院補欠選挙でも、絶対有利な共和党地盤の選挙地ながら、民主党候補のダグ・ ジョーンズ氏が共和党のロイ・ムーア氏(選挙戦で数多くの少女性虐待告発問題が浮上)を破っている。
(共和党候補指名選挙でロイ・ムーアはバノンが支援し勝利、トランプが支援した候補は敗北。ムーアに性虐待問題が浮上しても本人が否定したため、共和党は候補を入れ替えなかった。息子の性癖が敗因/トランプの息子もポルノ女王から槍玉に挙げられている)
 

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[ 2018年3月23日 ]

 

 

 

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