アイコン 中国 北朝鮮領土奪取作戦か 傀儡政権樹立ノシナリオ 5月のトランプ会談次第

 

 

中国政府は朝鮮半島をかつて属国であったとして取り扱っている。南シナ海では昔、関係国にまったく関係なく描いた九段線内の領海を現在の今、領海だとかつてに言い放って占領しようとしている。すでに島嶼を埋め立て大滑走路を構築して軍用地とて要塞化している。

中国軍は昨年12月初め、中国山東半島沿岸で特別な軍事演習を実施。中国の海兵隊である海軍陸戦隊の旅団が氷点下10度に雪まで降るという悪条件下で数隻の揚陸艦に乗り、海岸に上陸。戦車などで内陸に浸透する突撃演習だった。
 中国軍網は、地域をまたぐ機動性、防衛、空襲など15項目の軍事演習を実施したと伝えた。
地域をまたぐという意味で用いられた中国語の「跨域」という単語は、黄海を渡る上陸作戦を暗示するもの。

中国は、既に数年前から白頭山で10万人以上の兵力と戦車数千台を集めた厳冬期の演習を実施してきた。
鴨緑江下流では、浮き橋を利用した渡河訓練も実施した。陸地、河川、海を使った全面的な攻撃演習と言える。
 中国の国境地帯の総兵力は30万人を超える。昨年からは兵士に「止まれ!」「動いたら撃つ!」などといった韓国語まで教えている。

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誰が見ても有事を念頭に置いた軍事演習であることが分かる。
中国と北朝鮮、軍事同盟はまだ有効なのか
 北朝鮮と中国は1961年7月、友好協力相互援助条約を結んだ。この条約の第2条は「いずれか一方の締約国がいずれかの国または同盟国家群から武力攻撃を受け、それによって戦争状態に陥ったとき、他方の締約国は直ちに全力で軍事上その他の援助を提供する」と規定している。
 万が一、米国が北朝鮮を攻撃する兆候が見られたり、実際に攻撃を実施した場合、中国は遅滞なく北朝鮮を支援しなければならない。

しかし、北朝鮮の核開発以降、この条約をめぐる中国の立場が変化している。
2014年に劉建超外務次官補(当時)は「中国は、いかなる国とも軍事同盟を結ばないことが外交の最も重要な原則だ」と述べた。
北朝鮮との同盟関係を捨て去ることもあり得るという警告だった。
中国は有事に際し、必要に応じて条約を利用するが、必要がなければ条約を捨てる可能性もある。中国軍は北朝鮮に友好的か敵対的かも分からない。

▲米国による攻撃時、中国軍が北朝鮮に進入し、北朝鮮軍を制圧した上で中国の傀儡政権を樹立する。
▲米中が協力し、金正恩の亡命を容認し、平壌に傀儡政府を樹立する
という2つのシナリオ。いずれも中国軍による越境を前提としている。
 米中が対立せず、一番濃厚な、協力して北朝鮮の核と金正恩を除去するシナリオもある。
米中は1970年代、キッシンジャー・周恩来会談を通じ、「米中が韓半島(朝鮮半島)紛争に巻き込まれ、直接衝突することは避ける」とする大原則で合意した経緯がある。
昨年8月、米軍のダンフォード統合参謀本部議長が中国の連合参謀部参謀長と会い、「韓半島危機に際し、米中による誤った判断を避けるため、効果的な対話ルートを持つことが必要だ」と述べたことも、これまでの精神を受け継いだものだ。

米中が協力すれば、米国は核施設と金正恩の潜伏先を攻撃し、中国は地上軍で寧辺、吉州などの各施設を掌握するという役割分担が可能。

金正恩は、南北から世界最強の軍隊に攻められ、政権を失い、生命さえ危うくなる。このシナリオで最も重要なのは、最短時間で北朝鮮の核による反撃能力を無力化することにある。
さもなくば、北朝鮮の核ミサイルがソウル、北京、東京、ワシントンのどこに落ちるか分からない。
それで米国は中国の北朝鮮情報を活用しようとしている。

どのシナリオであれ、中国軍は韓半島に進入する可能性が非常に高い。
北朝鮮の核反撃に懸念があったとしても、米国の先攻で「無頼な弟」をたたき、核まで除去できるとすれば、有利な取引。
北朝鮮を占領後、韓半島からの外国軍同時撤収を米国に要求することもでき、対米戦略の上でも有利。
しかし、これは韓国には大きな悲劇であり、歴史の後退を意味する。

北朝鮮の脅威をなくすための米国の攻撃が南北統一にはつながらず、新たな外国勢力(中国)を韓半島に引き込む結果になる。

韓半島の運命が激動する今、韓米同盟に基づき、韓国が運転席に座るとまでいかなくとも、少なくとも助手席に座り、発言権を高めなければならない。
以上、朝鮮日報参照

と朝鮮日報がいくら言っても、韓国民を代表する親中従北の文在寅大統領様がそれを願っている以上、そうなるだろう。それほど500年間も続いた隣国中国の属国統治、分けのわからないそのときの気分でころころ変わる米国様より、韓国民にとって居心地が良いのだろう。
それももしも5月、北が核廃絶合意すれば、駐留米軍は必要ないと文政権が言うのは、すでにジャブを文正仁大統領特別補佐官が3月1日、米国まで行って発言し、米軍撤退が現実なものになる可能性を秘めている。
中国にしても韓国は恨国でもあり、朝鮮半島統治はそれほど面倒くさく、日本のように絶対直接統治はしないのが500年間の属国統治の仕方で得た教訓でもある。

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[ 2018年3月22日 ]

 

 

 

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