動画投稿サイト、ユーチューブには、撃墜時の爆発が夜空を明るく照らし出す様子や、幹線道路沿いに落下したミサイルの破片と思われる物体へ群がる人々の映像がアップロードされた。

有志連合は声明でミサイル発射を実行したのはフーシだと強調した。
サウジと周辺地域のみならず国際社会の安全保障にとっても脅威となる敵対的行為だと非難した。
サウジ空軍は昨年１１月から１２月にかけても、リヤドを標的とする少なくとも２発のミサイルを撃墜した。イエメンからのミサイルによりサウジ国内で死者が出るのは今回が初めて。
以上、ＣＮＮ

有志連合はイエメンフーシ派に対して犠牲者回避のため空爆ばかりしているが、イエメンはシリア同様、サウジ軍による核攻撃（中性子爆弾／イスラエル製ともいわれている）もなされ、地獄の構図となっている。

元々旧北イエメンを勢力化に置くイスラムシーア派でイランが支援するフーシ派と旧南イエメンに陣取りサウジが支援しイスラムスンニ派のハーディー大統領派との内戦、ハーディー派が形勢不利な状況から、北イエメンと接するサウジ軍がアラビア半島の国々を集めスンニ派有志軍を形成している。
有志軍は空爆で支援しているもので、偵察では米軍がサウジ軍を支援しており、圧倒的な火力を行使している。しかし、フーシ派をイランが支援し、ほかにもＩＳやアルカイダが入っており、内戦状態が続いている。
イエメン内戦は宗教戦争であり、イラクのように手がつけられない状態が続いている。

サウジ軍は敵ミサイルをことごとく撃墜しており、迎撃ミサイルの性能が向上している。サウジ軍の迎撃ミサイルは米国製とイスラエル製と見られる。