アイコン 習・金の初会談だった 金正恩2011年就任来初の海外訪問

 

 

中国と北朝鮮は同盟国
金正恩(現34歳)は第3代最高指導者になったのは親父死亡後の2011年12月。
習近平(現64歳)が総書記になったのは2012年11月。

中国国営の新華社通信は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、28日までの4日間の日程で、中国の北京を訪問し、習近平国家主席と初めての首脳会談を行ったと報じた。

この中で習主席は、今年に入ってから朝鮮半島情勢には前向きな変化が出ていると指摘したうえで「北朝鮮が重要な努力をしたことを称賛する」と歓迎した。
そのうえで「朝鮮半島の問題においてわれわれは非核化を実現するという目標を堅持し朝鮮半島の平和と安定を守り対話を通じて問題を解決する」と述べ、中国政府の従来の立場を強調した。

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これに対して金委員長は「祖父の金日成主席と父親の金正日総書記の遺訓に従って、朝鮮半島の非核化の実現に力を尽くすのは、われわれの一貫した立場だ」と述べ、非核化に向けた意思を示したという。

金委員長が首脳会談に臨んだり外国を訪問したりしたのは、2011年12月に、北朝鮮の最高指導者となって以来これが初めて。
(昨年5月、ロシア訪問が計画されていたが、米中による斬首作戦が浮上し中止していた)

会談では、核・ミサイル問題をめぐって冷え込んでいる中朝関係の改善に加え、来月末の南北首脳会談や、5月までに開かれる見通しの米朝首脳会談について、突っ込んだ意見が交わされたものとみられる。
以上、

習が同盟国の北朝鮮より、色目を使って先に韓国を訪問したことに、両者間に最大の亀裂を生じさせていた。しかし、その甲斐もあって中国は韓国に対して、THAAD問題は別にしても土下座外交を続けさせている。
今回の会談で、両国間は雪解けになると見られる。当然、北朝鮮にとって、核と引き換えに、自国の利を最大化させるための攻略の一環となる。

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[ 2018年3月28日 ]

 

 

 

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