アイコン DMM.合同会社に移行 メリット&デメリット

 

 

株式会社DMM.com(代表:片桐孝憲)は5月25日をもって株式会社から合同会社に組織変更することを決定したと発表した。
また発表では、6月1日付で、(現)株式会社DMM.comと株式会社DMM.comラボを合併することが決定した。株式会社DMM.comを存続会社とした合併するという。

<合併・組織変更の目的>
DMM.comは、動画配信・電子書籍配信・英会話・太陽光発電、3Dプリンター事業など様々な事業を展開している。2018年に入ってからも音楽レーベル設立、AI研究所と新規事業を次々に立ち上げている。
これまで、DMM.comはグループの企画・営業、DMM.comラボは開発・運営・インフラ・マーケティングを担ってきた。
今回の合併は、企画・営業・開発を一体化することで、意思決定の迅速化、事業推進の効率化を図ることを目的としている。
DMM.comは今後も継続的に新たなサービスを生み出していく。

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<組織変更の概要>
変更日 2018年5月25日
 変更前社名:株式会社DMM.com
変更後社名:合同会社DMM.com

<合併の概要>
・合併日(効力発生日)  2018年6月1日
・合併の方式
 合同会社DMM.comを存続会社、株式会社DMM.comラボを消滅会社とする吸収合併
以上、

合同会社(LLC)は、
出資者全員が間接有限責任社員によって構成される会社形態。個人事業主や合名・合資会社の場合、「事業破綻・倒産等に陥った場合は無限に責任を負う」こととなるが、合同会社は株式会社と同様に「間接有限責任」にとどまるため、一定のリスクは回避できるという点が大きな特徴。

<メリット>
1、安い設立費用
2、決算公告の義務なし
3、役員任期の更新が不要
4、剰余金分配の制限なし
5、税制は株式会社と変わらず
6、社員(出資者)は有限責任
7、株式会社への移行も可能

<デメリット>
1、合同会社の信用度が高くないこと
2、出資者なら業務執行権をもつというリスク
3、権利譲渡や事業承継がやりにくい
 

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[ 2018年4月24日 ]

 

 

 

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